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うみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記

採集 飼育記 飼育各論 小笠原

うみのおさかな以外の話題がメインになってしまったブログ主の○○やってみたシリーズ。水槽の更新再開しました。

フレームエンゼルの飼育


和名 フレームエンゼルフィッシュ
学名 Centropyge loriculus
スズキ目キンチャクダイ科アブラヤッコ属クシピポプス亜属
全長 10cm
分布 中・西部太平洋
赤を基調とする体色に黒のバンドが入るのが特徴の美しい小型ヤッコ。
生息地により体色の赤みや、バンドの入り方が異なる。

特徴

マリンアクアリウムの世界では、たいへん人気のある小型ヤッコ。

入荷量も多く、価格も安価なことが多い。

人工飼料への餌付きも非常に良く、アクアリウム雑誌や・他サイトでは

「初心者向き」とされている。←私は初心者向きとは思っていない

ヤッコの中では雌雄の判別がしやすい種で、

背鰭及び尻鰭の後部が角張っている方が雄、

丸みをおびているのが雌である。そのため、ペアリングがしやすい。

飼育について

サンゴ水槽での飼育

フレームエンゼルはクシピポプス亜属と呼ばれる仲間に属しているため、

一般的に、サンゴを突きにくいといわれていますが、

個体によってはサンゴを突くものもいます。

餌が足りなくなれば、それだけサンゴを突く確率も上がりますし、

他魚がサンゴを突いているのを見て同じように突く可能性も考えられます。

しかし、小型サンゴ水槽で小型ヤッコを飼育することができる可能性が

あるのは、本種やチェルブ、フレームバックぐらいだと考えます。

大型水槽であれば、サンゴの個体数も増やせますし、

良い状態でサンゴを飼育することが可能ですので他のクシピポプス亜属や

ケントロピーゲ亜属のヤッコを飼育することは不可能ではありません。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

サンゴを突く小型ヤッコと比較的突きにくい小型ヤッコ

他の魚との混泳

混泳の一例、写真はフレームエンゼルとディアディムアンティアス

ヤッコ(エンゼルフィッシュ)という魚は魚全体でみると

水槽内のカースト上位に君臨する魚であり

ヤッコを中心に他種との混泳関係を作っていくことになります。

フレームエンゼルの場合、混泳魚は基本的にヤッコ同士(同種・同属)は避け、

ハナダイやチョウチョウウオ、ゴンベ、小型ハゼ等、

同じようなサイズ又はそれ以下のサイズの他種との混泳をお勧めします。

同種・同属間との混泳

ヤッコ同士を混泳させるのは難しいといわれています。

同種ならペア形成、異種のヤッコなら比較的気が弱いものから

水槽に入れる、レイアウトを工夫する、水槽を大型にするなど工夫が

必要になります。上級アクアリストの方の意見を参考にしてください。

フレームエンゼルは自然界ではハーレムを形成しますが、

水槽内では大変難しく、ペアでの飼育がやっとではないかと思います。

ただ、前述のとおり雌雄の判別が容易であるため、

ペア形成は個体選びの面から、比較的やりやすいとは思います。

フレームエンゼルは、小型ヤッコの中では比較的性格は温和なほうだと

思います。他種小型ヤッコとの混泳は初心者の方にはお勧めしませんが、

もしするならば、気が弱い種類(個体)のヤッコから水槽に導入し、

餌付けをしっかり行ってから、その後気の強い種類(個体)のヤッコを

入れるという手順になります。水槽内のレイアウトは、

ライブロックを複雑に組み、それぞれのヤッコが隠れられる場所を

作ってあげることが、ヤッコ混泳の成功のカギではないかと思います。

餌について

フレームエンゼルは、たいへん人工飼料への餌付きが良く、

苦労することは少ないと思いますが、稀に餌付きにくい個体が

いると考えられますので、その場合は冷凍ブライン等から

徐々に餌付けていってください。

飼育環境・総評


性格☆☆☆☆★ヤッコの中では比較的良い
耐病性☆☆★★★特に導入初期に注意
対水質悪化☆☆★★★水質悪化には弱いです
餌付き☆☆☆☆*☆5にしてもいいかも

いくら一般的に飼育が容易といわれていても、

やはりヤッコはヤッコです。初心者が安易に手を出すとやっぱり

痛い目にあいます。そういう意味では容易という言葉は使うべきでは

ありません。水槽が立ち上がっていないと、必ずと言っていいほど

白点が出ますし、水質が悪化すればトリコディナにも注意が必要です。

水槽が立ち上がっていて、水質が安定し、フレームが水槽環境に一旦

慣れてしまえば「容易」なのであって、それはどの魚にもいえることです。

フレームエンゼルはショップでの入荷量が多く、ハワイ産・マーシャル産

クリスマス産など、いろいろな産地の個体が出回っています。

ハワイ・マーシャル産は比較的安価ですが、クリスマス産はそれより高価です。

特にクリスマス産は赤みが強く、なかには黒いバンドがほとんどない

ウルトラフレームという個体もいます。

個体選びをする際は、特にショップで安売りされている2000円前後のものは

避けた方がいいと思います。そういった個体はシアンによる薬物採取により、

状態が悪くなっているものが多く、1週間以内に死亡する可能性が高いです。

個体選びは慎重に行って下さい。
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