お久しぶりです。東上は4月から中学校の理科の先生になり、多忙になった為、ブログの更新ができませんでした。あまり更新しないと、バイクで事故ったとか、海で溺れたとかいう噂が立ちかねないブログの内容の為、生存報告とさせていただきます。
この1か月間は「うみのおさかな」とはかけ離れた生活を送っていたように感じます。
さて、現在中1と中2を教えている東上ですが、
中学一年生の理科の授業では、大抵植物調べをします。
生徒は教科書や理科資料集を見ながら、この植物は○○だ!
と調べるのですが、大抵の植物は教科書や資料集に載っていません。
すると生徒はどうするかというと「先生!この花はなんていう名前ですか?」
と聞いてくるのですが、今まで魚にしか興味が無かった東上には
「ちょっとわからないから、オレンジ色の花って書いといて」
(俺が聞きたいわその花の名前!)
と答えるしかありません。
ちなみにオレンジ色の花とは、ナガミヒナゲシという植物で、
日本中で見られる外来植物です。
皆、植物探しが楽しかったらしく休み時間にも探していました。
すると、ある生徒が変なキノコを見つけたと言ってきました。
これはアミガサタケというキノコです。
隠れキノコ好きの東上は、自信をもって答えてやりました。
twtterにUPしたら、キノコ同好会「べにてんぐの会」さんから声がかかり
togetterにまとめられていました。
http://togetter.com/li/780148?page=25 あと、もう一つ定番なのが、在来種のタンポポ探しです。
皆さん、日本には在来のタンポポと外来種のセイヨウタンポポが生息していることは
常識なので知っていると思います。あえて説明はしません(面倒なだけ)。
写真はおそらく生息地的に在来のカントウタンポポだと思いますが、
素人の東上にはトウカイタンポポやシナノタンポポとの違いがわかりません。
魚で言えば、ネッタイミノカサゴとミズヒキミノカサゴレベルの違いでしょう。
分からなければまとめてニホンタンポポといってしまえばいいのです。
タンポポといえば葉を天ぷらにすると意外に美味しいです。
東上は以前実際に食べてみたのですが、普通にイケました。
さらに調べてみると、葉をそのまま生でサラダにして食べることができるという記事があったので、生でそのまま食べてみたところ、苦みはあるものの食べられなくはないといった感じでした。実際に授業でタンポポの葉を生で食べるところを実演すると、
「先生やせ我慢してますよね!」
と言われましたが、正直に言うと後味がかなり苦かったのでやせ我慢してました。
花が咲く前の冬から春にかけての葉が生食用に向いているようです。
他に野草(山菜)の類で美味なやつといえば、ワラビです。
以前NM氏とその辺の野山でワラビを採って灰汁を抜いて天ぷらにした覚えがあります。
その時は灰汁抜きをし過ぎてフニャフニャになってしまいましたが、
今シーズンのワラビは東上母が上手に灰汁抜きをしたので美味しく頂けました。
この2か月ぐらいは嫌でも植物に詳しくなれそうです。もっと植物の名前を覚えなくては…
中学校の理科の先生は、物化生地の総合力が問われますので、
生物学しかも魚一本でやってきた東上にとっては、
まだまだ勉強することがたくさんありそうです。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E7%94%9F%E5%AD%98%E5%A0%B1%E5%91%8A生存報告