うみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記

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うみのおさかな以外の話題がメインになってしまったブログ主の○○やってみたシリーズ。水槽の更新再開しました。

淀川河川敷 コミミズク 12/25


15時頃現地に着くと、もうすでに飛び始めていました。
 


二羽が急接近

しっかりとケリが入っています。

12/25は今シーズンで一番いちばん早い飛び出しだったようで、

十分に楽しませてくれました。

湖北のオオワシ 12/25

 
滋賀県長浜市湖北町の山本山には、冬になると有名なオオワシの

おばあちゃんがやってきます。本来の越冬地は北海道なのですが、

この1羽だけが毎年琵琶湖畔のこの山にやってくるのです。

多くのカメラマンが飛んでいるシーンを狙います。

今日の獲物はブラックバスのようです。

いまから食事タイムのようです。

邪魔をするやつらが現れました。

カラスやトビが鬱陶しくなったので退散

まだ追いかけてきます。

そのあとカラスに追われ山の裏陰に行ってしまいました。

カワセミ撮影 初心者の壁

当方初めての場所で、初めてのカワセミ撮影ですので飛びモノを

撮影できるほどのノウハウと技術はありませんのでご了承ください。

近場の野鳥撮影には下駄の50ccスクのDioを使います。

爆音マフラーのCBなんかで行ったら顰蹙を買いますからね。

ますます出番が減っているボルドールですが、

ゴールデンウイークにはビーナスラインツーリングを予定しています。
 

さて、今日は仕事を休んで手持ち野鳥撮影に出かけました。

以前生徒を引率して近所の川を歩いたのですが、

その時カワセミを見つけたので、挑戦してみることに。

その場所に行ってみると既にバズーカの人だかりができていました。

この時はカワセミ撮影なんて、手持ちで何とかなるだろうと

軽く考えている私がいたのですが、すぐにその考えは改めさせられました。

EOS 5D MarkⅢ SIGMA 600mm F6.3 1/360 ISO400

止まりモノなら機材をそろえれば手持ちで誰でも撮影できます。

難しいのは飛びモノです。カワセミがダイブする瞬間を待って

素早い動きにピントを合わせつつ追従するというのは

手持ちでは不可能(待つのが辛いので)ということが分かりました。

やはり三脚が必要だったか…ということで家に帰って三脚を持って

出直しました。望遠の距離を稼ぐために機材はEOS 60Dに変更しました。

ただ60Dだと、連写性能と高感度ノイズ、AF性能に不満があります。

5Dとの比較のために、日陰にいるカワセミを撮影した画像を見てみます。

EOS 5Dでの撮影 F6.3 1/1000 ISO3200

EOS 60Dでの撮影 F6.3 1/1000 ISO3200

どちらも堂々と人に見せられる写真ではありませんが…

やはり高感度にした時の画質は5Dの方が毛並みの質感を出せているように

思えます。60Dの画像はいろいろ弄ってこれなので

やはり無補正の5Dに画質は軍配が上がります。

飛びモノの撮影にはEOS 60Dで挑戦したのですが、

連写速度の遅さが少々気になります。中心1点 AI SERVOで

撮影しようとしましたが、カワセミの動きの予想もつかず、

どこに飛び込んでどの枝に止まるかも分からない状態では

勝負にならないことは言うまでもありません。(よって写真ナシ)

カワセミの動きを知りつくし、撮影ポイントの特性を掴まなければ

ダイブシーンの撮影は不可能であり、初心者がたまに訪れて

バシッと撮れるものではないですね。この場所をホームグラウンドに

している年配カメラマンですら、今日はダメだったと言っていたので

カワセミダイブ撮影の世界は奥が深いです…

極めるなら高性能なカメラとレンズに頑丈な三脚と、照準器だけでなく

経験と知識が必要になるわけです。

上手く撮れないから次もまた挑戦してみようというのが

カワセミの撮影をされる方の原動力になっているのは

間違いないようです。

淀川コミミズク 2016撮り納め


SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryを購入したので、

その実力をチェックするためにEOS60Dに装着して撮影に臨みました。

EOS60Dは、APS-Cサイズのセンサーを持つ一眼レフですので、

SIGMAのフルサイズ用DGレンズを装着すると焦点距離が1.6倍になります。

600mmのレンズを装着すると、テレ端は960mmになり

テレコンバータを使わずにさらなる超望遠の世界を味わえるわけです。
 
EOS60Dに装着した時のボディーとのバランスも悪くありません。

それでは、実際に使ってみましょう。

このレンズは軽さがウリです。600mmの超望遠レンズですが、

手持ち撮影も十分に可能です。とは言ってもやはり重いので

コミミズクのように高速で動く被写体を撮影する際は三脚が必須です。

三脚は、十分に強度があるものを選択しないと剛性感に欠け、

被写体ブレにつながります。東上が現在つかっている三脚は

バイクツーリング用のVelbonのUT-43Qというコンパクト三脚のため、

強度が足りず、集中して撮影することができませんでした。

テレ端での写り。少々写りが甘いとはいえ、

今までのレンズでは到達できない距離での撮影を可能にしています。

さらに遠い場所ですが、鋭い眼光も逃しません。

60Dとの組み合わせにおいて、不満な点はAF性能です。

中心一点AFで撮影しましたが、捨て写真を量産してしまいました。

撮影に慣れていない部分もありますが、歩留まりは5%以下と低めです。

このレンズのAF性能に関しては、テレ端に近いと迷いが生じます。

当然ボディ側のAF性能が高いほうがシャッターチャンスを逃しません。

5Dに装着したところ、比較的満足のいくAF性能が得られました。

いろいろ文句も書きましたが、サードパーティ製のレンズとしては

コストパフォーマンスに優れた製品であることは間違いありません。

600mmの世界がたった10万で手に入るとは驚きです。

前回枝被りしてしまったホンドギツネ。正面から見ると野良犬のようです。

残念ながらジャンプはしてくれませんでした。

キツネは撮影を終了して帰ろうとしていた時に現れたので、

こういう時にすぐにカメラを構えて手持ちで撮影できる点は

このレンズの強みであると思います。

若者で野鳥撮影をしている人はかなり少ないですが、

体力があって、撮影ポイントでアクティブに動き回りたいから

軽くて持ち運びやすい焦点距離の長いレンズが欲しい、

そんなニーズに応えたのがこのレンズだと思います。

時間もお金も有り余っていて撮影対象が目の前の枝に

止まるのを待っていられるよという人は、重たい高性能の超望遠を

使って、三脚を構えて待っていればいいわけです。

このレンズが進化熟成を重ね、今後高性能化・軽量化を実現すれば、

野鳥撮影だけでなく、さまざまなジャンルにおいて

新たな撮影スタイルの境地を開くことは間違いと思います。

帰ってきたコミミズク


コミミズク
Asio flammeus
(フクロウ目フクロウ科)

今年も淀川にコミミズクが帰ってきました。

関西に寄る用事があったので、ついでに撮ってきましたが

思ったより近くに来てくれなかったので、ブレ写真の山になりました。

ギャラリーは1000人越えと思われます。

この光景が右にも左にも広がっていました。

機材の総額は写真に写っている範囲で1億円を超えていますね。

ボディ50万・レンズ100万…全く今の年寄りは資金繰りが潤沢ですよ…

年金を払わされている若者からすれば、ため息が出ます本当に…

ニホンイタチ
Mustela itatsi
(食肉目イタチ科)

コミミズクはネズミ等の小型哺乳類を食べていますが、

ネズミを食べるのはフクロウ等の猛禽類だけではなく、

食肉目の哺乳類もまたそうです。

淀川河川敷には意外にも多くの動物が生息していて

つまりそれだけネズミもいて、ネズミの餌となる生物も豊富で、

豊かな生態系が築かれているな、ということに気づかされます。

アカギツネ(ホンドギツネ)
Vulpes vulpes 
(食肉目キツネ科)
タヌキは日本じゅうでよく見られる哺乳類ですが、

キツネは案外見られないものです。日本のアカギツネには、

ホンドギツネとキタキツネの2つの亜種がいます。

北海道に行けば、アカギツネ(キタキツネ)を多く見ることができます。

昨年カメラマンの視線を釘付けにしたシロちゃん。今年はいないようだ…
 
鳥の写真を撮っていると、つくづく超望遠のレンズが欲しくなります。

SIGMAのS150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryが

手が届く価格かなと思いますが、10万もポンと出せるほど稼いでいませんね。


今年もあと1時間ちょっとで終わりますが、

皆さんにとってどんな一年だったでしょうか。

社会人になると、なかなか趣味に時間を費やせないものです。

家庭なんかを持ったら無茶なことはできなくなって、

だんだんバイクや潜りのような「危険な遊び」はできなくなってきます。

歳を取ればそれだけ体力も無くなって、いろいろ制限がかかりますね。

でも、いつまでも気持ちは20代のままいろんなことに挑戦する精神を

忘れないようにしたいものですね。


それでは、来年も当ブログを宜しくお願いします。 良いお年を!

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CB400SBRevoに乗ってツーリング先での出来事や、近畿・中部周辺のツーリングに最適そうな道をレポートしていきます。高知県でのキャンプツーリング×海水魚採集にも挑戦してみました。



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