うみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記

海水魚採集 海水魚飼育 飼育各論 小笠原 星景撮影 CB400SB Roadster CX-30

うみのおさかな以外の話題がメインになってしまったブログ主の○○やってみたシリーズ。水槽の更新再開しました。

はじめての北海道ツーリング


今期の夏のバイクツーリング企画は!

「はじめての北海道ツーリング」です。

昨年は高知海水魚採集ツーリングでしたが、今年は北海道を走り回ります。

なぜ北海道か?
夏の北海道はツーリングライダーの聖地と呼ばれるほど、バイク乗りが集まってきます。地平線へと続く直線道路、夏でもツーリングに適した気候、すれ違うライダー達は生き生きとした表情でピースサインを送ってきます。気持ち良い風を受けながら、大自然の中を走り抜ける爽快感は、何とも言葉に言い表せないような、バイクに乗り続ける理由を教えてくれます。

プランニング
東上にとっては、初めての北海道ツーリングなので、いろいろと分からないことばかりです。しかしインターネットがある時代、何が必要で、何に注意すべきか、どのように計画を立てればいいかなどは、北海道ツーリングの大先輩のブロガー達が教えてくれますので、さほど心配いりません。とはいえ、ただひとえに北海道ツーリングといってもさまざまなスタイルが存在し、それも一長一短があることは事実です。下記に挙げてみました。

例)東京から北海道ツーリングするなら…
・青森まで自走し津軽海峡フェリーやシルバーフェリー等で渡道する方法。
八戸港や大間港、青森港からフェリーが出ています。体力に自信があるなら挑戦してもいいと思いますが、高速代やガソリン代を考えると意外と割高になってしまいます。
メリット 達成感がある(笑)
デメリット しんどい

・新潟港や仙台港、大洗港等から出ているフェリーで距離を稼いで渡道する方法。
体を休めているうちに移動できるので、多くの方がフェリーでアクセスします。西日本からだと、名古屋港・敦賀港・舞鶴港から北海道行が出ています。さんふらわあ だいせつの火災事故があったので、乗船手続きが面倒になるかもしれませんが、今後も北海道ツーリングの定番であり続けると思います。
メリット 寝ていれば着くので楽・安い
デメリット 時間がかかるので休みが多く取れない人には厳しい。

・バイク配送で自前の愛車を使ってツーリング。
北海道は愛車で走りたい。でも時間がないという人は、BHSやBAS等のバイク配送を行っている会社があるので、バイクだけを北海道に輸送し自分は身軽に渡道するという方法もあります。料金はやや高めになります。

ANAもパッケージツアーとしてバイク空送をやっているようです↑
メリット 北海道にいる時間を長く取れる(休みが長く取れない人向け)
デメリット コストが高い(配送料+現地までの交通費)

・レンタルバイクでツーリング。
とにかく時間が無い、いつもとは違うバイクに乗りたいというならば、この方法です。ヘルメットやレインウェアの貸し出しがあり、荷物も少なくて済むので、身軽なツーリングが可能です。
メリット 乗りたいバイクに乗れる。北海道にいる時間を長く取れる。
デメリット 立ちゴケ怖い・コスト高い(レンタル料+現地までの交通費)

東上が今回取れた休みは5日間。往復の移動を含めると現地に滞在する時間が短く、北海道まで行く手段に時間はかけられません。また、せっかくだから大型バイクに乗りたい!というわけで、お金でそれを解決しようとレンタルバイクで北海道ツーリングをすることにしました。

レンタル車両

今回は、大型バイクをレンタルするに当たり、乗り慣れている車両を選択する必要があったため、以前にも乗ったことがあるCB1300SB(2014年式)をレンタルしました。

気になるレンタル料ですが…4日間で

基本料金54720円
車両補償8000円(免責10万)
オプション0円
合計62720円

大型バイクなのでレンタル料は高めですが、250や400クラスならもう少し安くなります。車両補償はレンタルバイクでは必ず入ったほうが身のためです。

いざ出発
Aug.6 羽田へ向けて

仕事を定時に上がり、そのまま出発です。てっきりこのバイクで北海道に向かうのかと思いきや、違います。こんなリアショックが硬くてシートが硬いバイクでは、私のケツが持ちませんからね。CB400SBは羽田空港でお留守番をしてもらいます。羽田空港にはP1~P4までの駐車場がありますが、そのすべてに二輪車用の駐輪スペースがあります。駐車料金は一日最大500円とリーズナブルです。

P2の駐輪場にバイクを置いて、荷物を降ろして空港内にあるカプセルホテルへ向かいます。北海道に向かう飛行機は翌朝6:30発の早朝便です。疲労を考えての前泊にしました。

ファーストキャビンというカプセルホテルで、私がイメージしていた従来のカプセルホテルと違い、入口も広く、室内も広いです。料金は5000円と少々高めです。

Aug.7 北海道到着。とにかく北へ

新千歳空港に着くと、地面は雨で濡れていました。明け方まで雨だったようです。 天気はこれから回復することを期待しましょう。

今回利用するレンタルバイク屋はレンタルバイクkizuki新千歳空港店です。オリックスレンタカーに併設されていて、新千歳空港内にあるオリックスレンタカーの窓口に、レンタルバイク利用の旨を伝えると、送迎バスを利用できます。所要時間は10分です。

手続きを済ませ、荷物を積載して準備完了。今回はタナックスのキャンピングシートバッグ2とタンクバッグGTの組み合わせです。銀マットとテントは外積載で、比較的荷物が少ないのでサイドバッグは持って行きませんでした。車両総重量は約300kgとなり、砂利道での取り回しが厳しそうです…
 
高速を使い留萌までワープし、オロロンラインを走っていきます。雨のためここまで写真はありません。しかし、次第に天気は回復し晴天に恵まれました。

バス停にバイクを停め一枚

途中道の駅風Wとままえ(ふわっととままえ)に寄り、昼食を取ります。道の駅は比較的多く、主要幹線では高速道路のPAぐらいの間隔であります。

ラーメンと海鮮丼を食べました。道の駅の食堂にしては上出来かな。

オロロンラインを走破するなら気を付けないといけないのが天塩市街です。国道232号線をそのまま走ってしまうと内陸を抜けてしまいます。「目印は道の駅てしお、その次の信号を左折です」と道の駅で出会った稚内で素泊まり宿を経営している方が教えてくださいました。ありがとうございます。

道道106号オロロンラインを進んでいくと、オトンルイ風力発電所があります。風車が一直線に並んでいる姿は圧巻です。そして道がひたすら直線です。

そして、本日の最終目的地である民宿あしたの城へ到着。オシャレな外観のとほ宿です。

本当は、素泊まりのつもりでしたが夕食がジンギスカンだと聞いて、美味そうだと思ったので急遽用意していただきました。ラム肉をのせ、その上に野菜をのせて焼きながらくずしていくのが本場の食べ方だそうです。肉は臭みが全くなく、旨みが詰まっていました。

夕食後の時間は、一緒に止まっている方々と談笑の時間です。バイクの話からなぜか結婚の話になり、去勢の話になり、雇用の話、生命保険の話、公務員の話、選挙の話、白夜の話と盛り上がり、農学博士の方や国際弁護士の方、結婚できないオジサンや、天文学研究の方、イギリス人や道内ライダーの面白いオジサンに気さくな民宿のご主人が集まって盛り上がりました。これも北海道ツーリングの醍醐味の一つです。



Aug.8 本当に何もないオホーツク海側

2日目は、宗谷岬に行く前に前置きでノシャップ岬に行きました。奥に停まっている奈良から来たCB1300SBの方は、「同じCB1300SB北海道来て初めてみました」と言っていたので、意外にもCB1300のようなリッターオーバーネイキッドではキャンプ場での取り回しが怠いという理由で、オフ車やアドベンチャーバイクが主流なのかもしれません。あとハーレーとかのクルーザー(アメリカン)が半数です。

持っていたじゃがりこを使ってウミネコをこっちに振り向かせました。カモメよりも目がかわいくありません。

ノシャップ岬はイルカのモニュメントと看板があるだけの場所です。寒流水族館が近くにありますが、まだ営業時間前でした。

次に宗谷岬に向かうのですが、稚内市街を抜けるので稚内駅に寄りました。やたらと日本最北端が出てくるところが稚内らしいです。

宗谷岬に到着し、記念碑だけ撮影。ロシア人観光客が多く、バイクと一緒は無理でした。
笑ってしまったのがこのNBロードスター。後ろにホムセン箱が取り付けてあります。車中泊ができないこの車で北海道をキャンプツーリングするとなると、このようにするしかないのですね。それにしても銀マットがシュール。オーナーさん勝手に写真上げてすみません。

定番の日本最北端給油所で、給油し最北端給油証明書と交通安全のお守りを入手。

オホーツクラインの山間部を走っていると、時々キタキツネが道路を横断していきます。結構人懐っこい個体もいますが、触るのは厳禁。

途中道の駅さるふつ公園に寄り昼食を取ります。
この道の駅にはレストランがありますが、さるふつまるごと館でホタテカレーを頂きました。

すぐ横は猿払村営牧場になっています。

さらにオホーツクラインを進んでいくと、北海道ライダーの間では有名なエサヌカ線の看板表示があったので、行ってみました。電柱が無い地平線に続いていく道です。

日没までに知床に着きたいので、とにかく走り、サロマ湖に到着。

なんとか暗くなる前に国設知床野営場に到着しました。夏休み中ということもあり、大勢の家族連れで賑わっていました。
テントを張るスペースが無いほど混雑はしていませんでした。

このキャンプ場は、すぐ横に温泉施設があるので良い立地条件です。ロングツーリングの後の温泉は最高です。

テントに戻り、明日の予定を立てていると、外からガサゴソと音がします。見てみるとエゾシカが近くに来ていました。

星も綺麗に見えます。

この日は500km走りました。少し無茶だったか…

Aug.9 釧路湿原を目指して

キャンプ場の駐輪スペースは砂利か芝生で、荷物を積載したままだと相当きついのでアスファルトのところまでバイクを押していき、そこで荷物を積載しました。

まずは前日スルーしたオシンコシンの滝。

シャッタースピードは遅めに切ります。

クマ出没地帯を抜け、知床峠へ

珍しいヒカリゴケが見られるという、マッカウス洞窟は崩落の危険があるため入れませんでした。

道の駅羅臼にて、クロゾイやヤナギノマイが破格の値段で買えます。

カニの試食。右からイバラガニ・毛ガニ・ハナサキガニ。それぞれ味に個性があります。

南下していき、野付半島へ来ました。潮風の影響で立ち枯れしたマツが立ち並ぶ、ナラワラ。

野付半島ネイチャーセンターにバイクを停め、トドワラを散策することに。潮風で立ち枯れしたマツをトド松が立ち並んでいるからトドワラといいます。

ここからはうっすらと国後島が見えました。

往復1000円で、馬車でトドワラまで行くこともできます。

歩いていく場合は往復60分です。

ハマナスの花が沢山咲いていました。

着いて見ると、これがトドワラか~と言った感じ。近年トドマツが減っているようです。
 
次に向かったのは開陽台。地球が丸く見えることを謳った展望台です。
曇りの天気の為遠くまで見えませんでしたが、周りに何もないので地球が丸いということは分かります。

続いて、摩周湖へ行きました。摩周湖は世界第二位の透明度を誇る湖です。よく晴れた日は湖面が青く見え、摩周ブルーと呼ばれていますが…

この日の様子はこんな感じ。湖面が見えるだけマシかなと言った感じです。

国道391号を南下していき、本日の目的地である達古武沼(たこぶぬま)に到着。

各種設備が揃っていて快適な達古武オートキャンプ場です。コインシャワー、コインランドリー、売店(バーベキュー用品から肉まで売ってます)等がありきれいなキャンプ場です。

20分程バイクを走らせると温泉施設があります。やっぱり毎日温泉は欠かせません。

この日は比較的時間に余裕があるルーティングをしました。

Aug.10 記録的短時間大雨(雨でほとんど写真なし)

ツーリング最終日は朝から雨です。とりあえず雨が止むのを待ってみることにしましょう。

売店でカップヌードルを買い、朝飯にします。

一向に雨が上がりそうにないので激しい雨に打たれながら十勝まで移動(雨の為写真は無し)。激しい雨の為、合羽が意味をなさず全身ずぶぬれになりました。さらにiPhoneのカメラの内側が曇ってしまい、そのせいで水没LEDライトが点きっぱなしになってしまいました。後でニュースを見ると、大雨警報や記録的短時間大雨情報が出ていました。

新得SL広場

十勝についても尚雨雲がついてきます。

そこで、雨雲が通り過ぎるのを待つために、昼飯を兼ねて新得そばの館に入りました。カメラが曇っています。

にしんそばとミニ豚丼は冷えた体を温めてくれました。レンズが曇って白っぽくなっています。

昼飯がてら雨雲をやり過ごし、後は千歳に向けて石勝樹海ロードを走っていたのですが途中ヒグマが道路を横断していきました。すぐに写真を撮ろうとしたのですがその前に逃げてしまいました…

無事帰着。立ちゴケも無く何とか旅を終えることができました。
ナンバープレートを見るとかなり汚れているのが分かります。

総括
今回はじめて北海道ツーリングをしましたが、いろいろなところに行きたすぎて走行メインになってしまいました。今回の総走行距離は約1600kmでしたが、1日平均400km走行を支えたのは、CB1300SBのツーリング能力の高さです。今回足つきを少しでも良くしようとゲルザブを使わなかったのですが、お尻は全然痛くなりませんでした。大排気量からくる余裕の走りは、疲労感をかなり低減してくれました。

4日で道北道東を回りきるのはなかなか大変です。やっぱり北海道はでかい。行きたいところにほとんど行けてません。これはあと10回は行かないと回るところを周りきれませんね。次行くときは道南道央を攻めてみたいと思います。

CB1300SF試乗レポ GSR400も少し…

東上はつい最近、念願の大型自動二輪の免許を取得しましたが、

貧乏人の東上には大型バイクに乗り換える金などあるわけがありません。

でも大型に乗りたくて仕方がない東上は、

レンタルバイクでツーリングに行くことにしました。
 
利用したのはレンタル819 キズキ 東大阪店(八尾カワサキ東大阪店)です。

レンタルしたのは次に乗り換えを検討しているCB1300SF(SB)です。

CB400SBと比較すると、ラジエーターやタイヤの径等

各所のパーツが大型化されており、リッターバイクらしい迫力を感じます。

主要諸元の比較(現行モデルABS車)

CB400SF(SB)CB1300SF(SB)
全長2080mm2200mm
全幅725mm795(825)mm
全高1080(1160)1125(1205)mm
ホイールベース1410mm1505mm
シート高755mm780mm
車両重量200(203)kg268(274)kg
燃費N/A17.2km/L
エンジン種類水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
総排気量399cc1284cc
最高出力53PS/10500rpm101PS/7000rpm
最大トルク3.9kgf・m/9500rpm11.7kgf・m/5500rpm
燃料タンク容量18L21L
タイヤサイズ前120/60ZR17M/C(55W)120/70ZR17M/C(58W)
タイヤサイズ後160/60ZR17M/C(69W)180/55ZR17M/C(73W)

車格・車重について


CB1300はCB400をそのまんま一回り大きくした印象です

ホイールベースが長いので、取り回し時に小回りが利きません。

その車格から来る重量が走行時には安定感に貢献しますが

反面、停車時や取り回し時には気を遣いますし、力もいります。

よく、他のレビューサイトでもCB1300は重い、

取り回しが悪いとかいう評判を目にしますが、

1300ccのバイクなのだから当たり前の話です。

何を思って1300が軽いと思ったのでしょうか、重すぎて無理という人は

自分に合ったミドルクラスや400ccに乗るべきです。

乗りはじめて初めのうちは慣れないので重いのは当たり前です、

慣れてくれば取り回しのコツが掴めてくるでしょうから

基本的には年齢の若い男性の方ならば問題なく扱えるでしょう。

燃費

CB400ではどうしても高回転までエンジンを回して乗ってしまうので

どうしても燃費が悪くなりがちですが、1300ではエンジンを回すと

スッ飛んでいきますので、低回転域を主に使用して走ることになり

CB400とたいして変わらないか少し落ちるかという程度です。

燃料タンク容量が大きいので航続距離はCB1300が上です。

エンジン

非常に扱いやすいエンジン特性で、誰でも乗れる優等生バイクです。

低回転域からモリモリとトルクが立ち上がります。

エンストの心配は殆どありません。

ひとたびスロットルを捻れば、怒涛の加速で

ぬゆわkm/hまで一瞬で到達します。
(リミッターがかかるのでそれ以上でません)

パワーも101PSあれば必要十分以上です。

100km/h巡航時の回転数は3500rpmでした(2012年モデルのレンタル車両)

振動も少ないので、ハーフカウル付のボルドールならば

ツアラーとしても十分なポテンシャルを持っています。

足つき性
 
身長178cm CB1300SF 2012年モデル

身長170cm CB1300SB 2014年モデル

2012年モデルのCB1300では、身長は170cmあれば

短足でも片足がベタ着きになりました。両足はつま先になります。

マイナーチェンジ後の2014年モデルではサイドカバーのスリム化が図られ

更に足つきが良くなっているため、両足ベタ着きも夢ではありません。

どうしても不安だという方は、シートのアンコ抜きやサスの調節を

してもらいましょう。

シート

今回一日300kmを超えるツーリングをしましたが、

お尻は痛くなりませんでした。

当方足つきに不安があったため、少しでも足が着くようにするため

ゲルザブは使用していません。

CB400ではゲルザブを装着していても200kmを超えると尻痛が発生しますが、

CB1300では座面が広いせいか、尻への負担が少ないように思えます。
(400と比較しての話です、尻が痛くならないわけではありません)

メーターパネル

MC前のCB1300SF/SBのメーターは至ってシンプルな

アナログ二連メーターです。

2012年式ではタコメーター下のデジタル表示には、燃料計と共に

オドメーター・トリップA・トリップB・水温が表示されます。

2014年式以降では、中央にシフトインジゲーターが表示され、

外気温等も表示されるようになり、改善が図られています。

メーターバイザーの勧め

レンタルした車両にはメーターバイザーが取り付けられていました。

これにより、ノーマルよりも風防性能が高くなり、

高速道路で常識的な速度で走る分には快適に走行できました。

SBよりもSFのスタイルが好きだけど高速道路が辛いな。

でもビキニカウルはあんまり好きじゃない!

そんなあなたにはメーターバイザーがお勧めです。

さすがに120km/hを超えてくると風がキツくなりますが、

CB1300に乗るような大人な叔父様方ならそんなスピード出しませんよね。

淡路島へツーリング

CB1300SF ZRX1200DAEG GSR400の並び

今回はいつもの相棒NM氏と共にレンタルバイクでツーリングです。

NM氏はGSR400をチョイス。

東大阪を出発し、高速道路に乗って淡路島を目指します。

GSRはETCが付いておらず、NM氏は初めてのバイクでの料金所に

かなり手間取っているようでした。

淡路SAに到着。CB1300SFとSBが並ぶとGSRが細く見えます。

明石海峡を臨む。天気はあいにくの曇り空

高知に海水魚採集に行くときには必ず淡路SAに寄るので、

今回はまだ食べたことのないフグ天うどんをチョイス。

フグは案の定安物のシロサバフグでした。

水産学科の学生はそういうところに厳しいのです。

淡路島南PAの出口にはこんな標識があります。

この先の大鳴門橋では強風が吹いていることが多く、

風の影響を受けやすい二輪車は通行止になることがよくあるのです。

そんな時、この標識をクルっと回して通行止の表示をします。

管轄の警察署長ではなく、高速道路交通警察隊長の権限なのですね。

ちなみにこの日の大鳴門橋の風速は、橋の手前の電光掲示上で12m/sと

二輪車にとってはかなり強め、CB1300でも斜めになりながら走りました。

名港トリトン・大鳴門橋は風が強いと本当に嫌な道です。

一行は、海の道&大鳴門橋架橋記念館エディに到着

係員に案内された駐輪スペースが前下がりだったため、

帰りにバイクを出すときに重くて苦労しました。

CB1300だと初めのうちは駐車スペースにも気を遣います。

長いエスカレーターを上ります。エスカレーターは有料(400円)です。

江ノ島のエスカ―みたいですね。

上に行くと展望台があり、こんなふうに見えます。

大鳴門橋の下は遊歩道になっておりお金を払って入ることができます。

ガラス張りになっている所があり、そこから渦潮を見ることができます。

これを見たNM氏は盛大にジャンプしていました。

この日の渦潮はピーク時を過ぎていたのでこんな感じでした。

ここからは、ひたすら淡路島を走っただけなのですが、

ただ走るだけなのもアレなので、灘黒岩水仙郷に寄りました。

水仙は時期が終わりかけ。梅は咲きはじめといった感じです。

時刻はもう4時だったので、帰路に着きました。

番外 GSR400の乗り味

おなじみChina氏の足つきチェック(165cm 両足を付けた状態)

GSR400は同じ400ccのNinjaやCBと比べると足つき性はやや劣ります。

GSR400はGSR600を日本仕様にボアダウンしたものですから、

車体の大きさも装備も大型バイク相当となっています。

車両重量は215kgと400ccクラスで最も重く、

初心者にはCB400との差が重く感じるかもしれません

タイヤはフロントが120/70ZR17M/C(58W)リアが180/55ZR17M/C(73W)

となっており、正直400ccにこのタイヤの太さ要らないだろというレベルです。

各種消耗品にかかる諸費用は大型バイクと同じだと思った方がいいです。
(例 オイル容量は3.9L)
 
前面は、好き嫌いの分かれる異形ヘッドライトに小さなバイザー、

当然風防効果はゼロなので、高速道路では風圧がキツくなります。

燃料タンクは横に張り出していて大きく見えますが、容量は16Lです。

これも所有感を満たす大きさと思えば悪くありません。

燃費は標準的な400cc4気筒バイク並みの20km/L前後ですので、

航続距離はCB400よりやや劣ります。

CB400と比較すると、足回りのセッティングは硬めです。

気になったことは、低回転域でのトルクが薄すぎることです。

NM氏はこの日6回エンストしていました。

東上が乗った時も、最初の発進で気を遣いましたし、

CB400に乗っている時の様に2000回転以下を維持して発進しようとすると、

全然進まず、スムーズに発進できません。

ブオーンと3000回転までスロットルを煽って発進するのがGSR流のようです。

走りはじめるとエンジンを回せば回すほどパワフルになっていき、

吹け上がりはまるでモーターの様に滑らかです。

現行モデルは、400ccクラスで最も最高出力が高い(61ps)ので、

最高速は400ccクラスで最も速いのではないかと思います。

GSR400といえば、センターアップマフラーのデザインが気に入っている人が

多いのではないでしょうか。東上も割と好きです。

メータ周り。速度はデジタル表示で、ギアポジションが表示されます。

このクラスにしては豪華装備で出してくるのがさすがのスズキです。

しかしシート下の収納はほぼゼロです。ETCぐらいしか入りません。

まともなヘルメットホルダーはついてません。

シートの前部はなんとマジックテープで止まっています。

いろんな意味でスズキらしい一台。それがGSR400なのです。

もしもCB400とかNinja400とGSRならどれを買おうか悩んでいるようなら、

GSRを買いましょう。CB400やNinjaを買うあなたはただの普通の人です。
(GSRも全然普通なバイクですよもちろん)

別に私は鈴菌感染者ではありませんよ笑

カワサキワールド Ninja H2Rモーターサイクルフェア


神戸海洋博物館
〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町2-2
公共交通機関 JR元町駅徒歩15分
自家用車 阪神高速3号神戸線京橋出口を出て5分
入館料600円(大人)

神戸海洋博物館にあるカワサキワールドでは

Ninja H2Rモーターサイクルフェアが開催されています。

入館すると正面にNinja250SEとSLが展示されていました。

写真は日本国内新発売の単気筒NinjaであるSL

SEとSLは実際に跨ることができます。

比較してみるとSLはより前傾が強くスポーティなポジションでした。

Vulcan S、Versys 650、Versys 1000も展示されていました。

京都モーターサイクルショーの時に同じカテゴリーである

V-Strom650、1000に跨ってみましたが、両足つま先ギリギリでしたから、

このカテゴリーは低身長短足にはキツいようです。

ZX-10RのSBK仕様と、鈴鹿8耐仕様も展示されていました。

本命のH2Rです。思っていたサイズ感よりは小さい印象でした。

300psを発生する998cc水冷4ストローク並列4気筒

スーパーチャージドエンジンを搭載しています。車両重量は216キロです。

H2Rのスペック

Ninja H2

公道を走行できるストリートモデル。

「Ninja H2R」と同じ998cc水冷4ストローク並列4気筒

スーパーチャージドエンジンを搭載しています。

出力は200ps に抑えられています。

公道を走るための装備を装着したため車両重量は238kgとなっています。

前面ビュー

リアビュー

メーターパネル

H2RやH2は性能も価格もブッ飛び過ぎていて、私には無縁すぎる存在なので

今後買うことも乗ることもないでしょう。


カワサキワールドの常設展示ではカワサキの往年のバイクが展示されています。

NinjaH2Rモータサイクルフェアは2月15日まで開催されています。

関西圏にお住まいの方はお早めに!

八戸ノ里ドライビングスクールにて大型自動二輪免許取得の巻


 普通二輪免許を取って1年半、CB400SBに乗りはじめて早1年。気づけば日常の足として原付免許を取ってから、バイクに乗る愉しさを覚え夜中に原付で走り回っていたこともありました。やがて原付の鈍足さに飽き、普通二輪免許を取得して45万の貯金を叩いてCB400SBを購入し、この1年で13000km近く走行していました。
 CBに乗りはじめた頃は日本の道路を走るなら400ccもあれば十分だと考えていました。確かに4秒も有れば時速100km/hに軽々と到達する動力性能、ぬゆわkm/hを越える最高速は確かに必要十分といえます。しかし、ロングツーリングで高速道路を使う機会が多い東上は、400cc4気筒のネイキッドでも不満を感じるようになりました。

不満な点
時速100km/h巡航の回転数が高い(6速/6300rpm)
高回転型のエンジンなので100km/h巡航時の回転数は6300rpmと高めです。
ロングツーリングになるとこの回転数を維持して走るには、
体力を多く消費してしまい、なかなか航続距離が伸びません。

ウインドプロテクションが想像してたよりも弱い
ハーフカウル付のボルドールはスーフォアよりは風を避けてくれますが、
それでも胸から上は風が当たり、疲労感に繋がります。

荷物を積載した時の安定感の無さ
キャンプツーリングで荷物をフル積載した時の安定感の無さは軽い車体の
小排気量車ならではだと思います。横風に非常に弱いです。
荷物フル積載の鳴門大橋は死にそうになりました。

以上の点は大型バイクに乗り換えることにより解消することは明らかです。排気量が大きければ100km/h巡航時の回転数は下がり楽になります。車体が大きくなればカウルが大きくなりウインドプロテクションが増します。車体の重量増は安定感に貢献します。ならば大型バイクに乗ればいいじゃないか。でも…

東上は免許を持っていないのです。中免小僧なんです。

というわけで、まずは大型自動二輪の免許を取得することにしました。そこで気になるのが教習料金ですが、東上が住んでいる奈良市周辺の自動車学校の大型二輪(普通二輪MT取得済み)教習料金を比較してみました。
※2015年1月現在

教習所教習料金備考
奈良自動車学校69943円最寄りの教習所
法隆寺自動車教習所69660円 
阪奈自動車教習所81210円阪奈道路降りてスグ
近畿自動車教習所56100円学生割引3000円
八戸ノ里ドライビングスクール56570円ネット割引3000円
ネヤガワドライビングスクール60300円 
価格は全て税込で、安心パック(補習料なしプラン)の料金です。この表を見ると、奈良の最寄りの2つの教習所と、阪奈を超えてすぐの所にある阪奈自動車教習所は教習料金が高いです。一方、近畿・八戸ノ里・寝屋川は良心的な価格設定です。八戸ノ里は一般の人でもインターネットで事前申し込みすることで上記価格からさらに3000円割引となっており、近畿一円の教習所のなかでは最も教習料金が安いのではないかと思います。但し、八戸ノ里は普通二輪の免許を持っていないと大型二輪の教習は受けさせてくれないので注意してください。

というわけで東上は
八戸ノ里ドライビングスクールに通うことにしました!
(八戸ノ里に通うガソリン代を考えても奈良自より安いと踏みました)


八戸ノ里ドライビングスクールの大型二輪(MT)教習車

この教習所の大型二輪MTの教習車は

ホンダNC750L
ハーレーダビットソンXL883L

の2種類です。なんとも珍しいハーレーの教習車があり、教習所もこれを宣伝文句にしているようです。教習はどちらのバイクで受けても良いのですが、ハーレーに乗って教習を受けている人は殆ど見たことがありません。なぜならハーレーは非常に低速走行・低速時のバランス保持が難しいからです。タンクの形状上、ニ―グリップがしにくく、教官もこれで教習を受けることはあまり勧めないと言っていました。アイドリング発進が余裕で出来るほどトルクが太く、883に乗ったあとにNCに乗るとNCはスカスカトルクに感じます。ハーレーらしいエンジンの鼓動は教習車でも健在で、本当にハーレーが好きな通人(信者)はこれで教習を受けるのだと思います。
 NC750Lが入る前までは、ここのメインの教習車はXJR1300だったそうですが、あまりの重さに教習生はさぞ取り回しに苦労したことでしょう。しかし、私のように普段普通二輪に乗っていて大型に乗り換えたらリッターオーバークラスに乗り換えを検討している人のために、3台ぐらいは残してほしかったものです。XJRは登場から数年でNCに置き換わり全て廃車となりました。NCでは性能がCBと大差ないのでほとんど練習にならなかった様な気がします。

CB400LとNC750Lの性能比較

CB400L 今や教習車もVTEC付のRevoが採用されている
普通二輪
CB400L
車両重量195kg+15kg?
最高出力38ps/9500rpm
最大トルク3.3kg・m/4500rpm 
大型二輪
NC750L
装着重量227kg
最高出力37ps/5250rpm
最大トルク5.5kg・m/4000rpm
スペック上の差をみても最大トルク以外は大差ないように思えます。教習の一番初めに引き起こしをやったのですが、NCは非常に軽く拍子抜けしてしまいました。最高出力に関しては最早CBに負けています。もともとのコンセプトが速く走るバイクではないので仕方ないですが。

指導員について
3年程前に八戸ノ里ドライビングスクールの大型二輪教習を卒業された、Kazz-Bonさんのブログを見ていると、どうやらイヤな教官がいるらしく身構えていたのですが、以前に比べて丸くなったようで特に嫌な思いはしませんでした。私はどちらかというとkazz-Bonさんがクセのある教官と言っていた前者のほうが苦手でしたが、その辺は人によりけりなのではないでしょうか。女性の教官もいるようで、その方をはじめほとんどの教官は愛想のいい人ばかりでした。私が普段普通二輪に乗っていることもあるのか、あまり教習中に口出しはされませんでした。こちらから質問すれば答えてくれます。

いざ教習へ

 八戸ノ里ドライビングスクールの二輪教習は、胸部・肘・膝のプロテクターを付ける決まりになっています。始めのうちは少々動きにくいですが慣れれば課題に支障はないでしょう。私が普通二輪免許を取った奈良自動車学校ではプロテクターなどつけませんでしたし、貸し出し用のヘルメットはいろんなオッサンが被って臭くなったものしかありませんでしたが、八戸ノ里はヘルメットは教習後乾燥機で乾燥させているので幾分かマシでしょう。準備ができ教習3分前になったらコースにでて準備体操をします。準備体操が終わったら、指導員に本日の内容の説明を受け、バイクに乗りこみ発着点に並びます。教習生全員が揃ったら指導員先導で外周コースを5分間走るウォーミングアップをします。
 NCの教習車は、前の時間誰も乗っていなくてエンジンが冷えている状態だと非常にエンストしやすいです。私はエンジンを始動して発進させるときにアイドリング発進しようとして結構エンストさせていました。暖機を行うという意味でもウォーミングアップは大事です。

1時間目/12
 大型二輪教習第一段階1時限目は車の取扱いと発進と停止の仕方です。いちばん最初にやるのはおなじみバイクの引き起こしです。これに関しては体力の無い女性でない限りほとんどの方は起こせるので心配要らないです。NC750Lの装備重量は227kgと軽いのでCBと同じ感覚で起こせます。発進と停止はコースの外周をぐるぐる回り発着点で一旦停止し、また走り出すといった流れです。

2時間目/12
 2時限目はハーレーXL883の体験をしました。ハーレーは日本車とは構造が違うところが多く、ウインカーは左右独立式でメインキーを挿すところはフロント右側にあります。クルーザータイプに乗るのは初めてだったので、ステップの位置に戸惑いました。指導員に、こっちの方が気に入ったら次の時間からハーレーでやってもいいよと言われましたが、はっきりいってこっちで受けるのはアホでしかありません。日本の教習所の乗り方には全くと言ってそぐわないですし、このステップの位置でどうやって波状路の課題をするのだろうと疑問に思いました。

3時間目/12
 この時限から課題の練習が始まります。S字カーブ・平均台・クランク・スラローム・坂道発進の練習を行います。課題コース「S字→平均台→クランク→スラローム」を重点的にやります。NCとはいえ大型でやる初めての平均台だったので、初めのうちは落ちまくりましたが、どうやら原因はステップに乗せた足が、ガニ股のように外を向いてしまっているからだと指導員に指摘されました。目標タイムである10秒はギリギリクリアできましたが、まだまだ不安たっぷりです。スラロームも普通二輪8秒以内→大型二輪7秒以内と難易度を増したので、7秒以内をクリアすることはできませんでした。

4時間目/12
 この時間はAT車の体験を行います。使用するのはシルバーウイングGT(400)です。配車の関係か、スカイウェイブ650ではありませんでしたが大差はないでしょう。AT車でも同様に課題コースを走ってみましたが、やはり課題はやりにくいです。コツはMT車でいう半クラ状態はスロットルをブィンブィンと煽ることで同じ状態になるので、Sカーブの入口(小旋回)や平均台の上、クランクの角ではそのテクニックを使うことです。AT車はスロットルレスポンスが悪いのでアクセルを煽って上手く切り抜けましょう。ただし、あまりATに慣れ過ぎると次の時間馬鹿を見ます。

5時間目/12
 第一段階のみきわめです。この時間は4時限目と連続で教習を受けたのでAT車に慣れ過ぎて、NCの扱いに戸惑ってしまいました。Sカーブ入り口の小旋回では見事に曲がりきれず、パイロンの外側へコースアウトしてしまい、クランクではことごとく内側のパイロンを倒しという始末。こうなるとみきわめ落ちもあり得るのですぐに感覚を戻し修正。MTの人はAT車体験の時は課題をやらせない方がいいのではないかと思ってしまいました。平均台は1回落ちましたがなんとか10秒を超えるようになり、スラロームも7秒を切りました。みきわめは合格し第二段階に進みます。

6時間目/12
 第二段階に入ると卒業検定第一コースの練習に入ります。急制動や波状路はまだやらずに、横を通過するだけですが、交差点の通過や障害物回避・踏切・坂道発進は実際の試験のコース同様の順番で練習していきます。コースを覚えてこないと怒られるので気を付けてください。

7時間目/12
 この時間から急制動を入れた第一コースの練習に入ります。大型二輪では普通二輪と同様、40km/hから乾燥時11m、湿潤時14m以内に停止するという課題です。急制動に関しては普段普通二輪に乗られている方ならば乾燥時の停止に関しては問題ないと思います。

8時間目/12
 ようやく波状路の練習に入りました。指導員に教わる時にやり方が悪かったようで、なぜかものすごく怒られましたが、その後は何も言われませんでした。このころには平均台やスラロームは基準タイムを楽に越せるようになっていました。正直言って波状路にコツなんかありません。普通に通過すればいいのです。タイムも概ね5秒ですし、通過不能にさえならなければいいのです。

9時間目/12
 この時間は回避の体験と卒検第二コースの練習を行います。回避は指導員が挙げる旗の色を見て左右に避けるというものですが、暗い時間帯は旗を挙げた方向に避けるという風になります。時間の関係で一回しかできませんでした。

10時間目/12
 この時間はシミュレータ教習です。普通二輪の時にもやったお馴染み、キチガイだらけの街を走行するストレスマッハシミュレータです。毎度おなじみのマスツーリングなのにトラックの左側をすり抜けるバカライダー達やあり得ない動きをするチャリや歩行者。路線バスの癖に煽ってくるカス運転手やバイクを軽視するDQN四輪等、精鋭のキチガイ達がこちらへ突っ込んできますので見事に回避してドヤ顔してやりましょう。これをやった後に東大阪の道路を走ると疑心暗鬼になります、なぜならシミュレータと大差ないからです笑

11時間目/12
 この時間は体験として小旋回Uターンをしました。NCなので余裕だろと思っていましたが、ところがどっこい全然ダメ…指導員がゆっくり回るのでついてきてくださいと言うので真似をしてUターンや8の字をするも次第に指導員に火が付いたのかの旋回のスピードが速くなり「ちょwおまw速すぎだろついていけねーよ」となり最後は曲がりきれなくなってカックンブレーキで停車、コケそうになるも足で支え持ちこたえました。

12時間目/12
 いよいよ第二段階のみきわめですが、課題に関しては問題なくできていたので、ひたすら第一コースと第二コースを繰り返し練習し、ストレートで教習を終了。次はついに卒業検定です。

卒業検定

 検定の際に合図を出しタイミングが分かりづらいと思うので写真を載せておきます。4輪の待合所にこっそりと掲げてあるので不親切です。
 八戸ノ里ドライビングスクールの二輪の卒業検定は毎日朝8:25分から行います。もし落ちても再検定料は要りませんし、即日補習を受けて翌日再受験なんてこともできるので気楽に行きましょう。朝早い時間なので、平日は道が渋滞しています。時間に余裕をもって家を出ましょう。
 さて、いよいよ卒業検定ですが、8:25分に集合しそこから検定の説明(コース発表・検定中止事項の説明)に入ります。そして、受験者の順番が発表されます。私が受けた日は平日で受験者は5人(大型二輪3人・普通二輪2人)でした。路面は夜に降った雨の影響で濡れています。急制動は14mになりました。検定コースは第二コースです。

「東上さん、トップバッターです」

なんと、私がトップバッターとは。1番手はいちばん注目されるんです。平日の早い時間とはいえ他の教習生もいるし、他の受験者の付添いの人まで来ていてギャラリーは多めです。ですがそんなことは気にせずに集中です。使用する教習車は暖機運転がされタイヤも指導員が暖めてくれてあります。

いざ出陣。
まずはサイドスタンドを戻し、安全確認をして乗車。無線機の通信を確認し、ミラーを合わせエンジン始動。発進合図をし、まずは1周のウォーミングアップ。ここは採点の対象外なのでバイクの感覚を確かめる。
 再び発着点に戻り試験開始。まずは発進合図をし左右確認、発進後外周道路に合流し3速までギアを上げカーブ手前でポンピングブレーキし、シフトダウン。バックストレートに入り指示速度の40km/hに到達し、再び減速。右合図を出しセンターラインによると、前方の横断歩道に4輪の教習生がいる。歩行者を妨害すると検定中止なのでここは停止し歩行者を先に行かせ右折。右折後信号機のある交差点を通過し坂道発進→踏切→見通しの悪い交差点をクリアし障害物回避。安全確認もバッチリ大げさにやったので問題なし。再び外周に出た後次は急制動、待機場所で一旦停止し、検定員の無線での合図の後スタート。3速40km/hまでスピードを上げる…

路面が濡れているので停止距離は14mだが、湿潤路面での急制動は初めてだったので緊張が走る

コーンを過ぎて一気に前後輪のブレーキをかけると後輪が見事ロック

ズシャガチャズチャシャーガッチャシャーーーーーー
エンスト→押しがけ状態を繰り返す音が聞こえる。

後輪がロックはしたもののバランスは崩さず11m付近で停止。やはり湿潤路面での急制動は難しい。普段ABS車に乗っているので後輪がロックするのも初めて。

速度は問題なかったようで、試験を続行する。次はSカーブ、待合所からは大勢の教習生が見ているがプレッシャーに負けずクリア。波状路も5.1秒でクリア。問題は次の平均台。向かって右側は平均台の上に水たまりができていたので精神衛生上よくないと思い。左側ですることにした。呼吸を落ち着かせ発進。前輪・後輪共に平均台の上に乗る。半クラとブレーキを駆使しバランスを保つ。緊張していたためか普段よりも乗っている時間が短く、10秒ギリギリだった様な気がしたが落ちるよりはマシ。続いてクランク、内側がパイロンに接触しないように気を付けながら通過。クランクの出口でギャラリーたちと目が合うも気にせずスラロームへ。スラロームも普段より慎重に行ったせいか、7秒ギリギリだった。全ての課題をクリアし発着点に戻り停車の操作をし試験は終了。

終了後検定員が来て、「急制動でロックした以外は完璧でした」と言われたのでほぼ合格を確信し待合室に戻りました。

他の4人の受験者も無事検定を終了したようです。

合格発表
































「皆さん5人とも合格です!」

やりました!ついに大型二輪免許取れました。もう中免小僧じゃありませんよ。

大型ライダーにはなれたけど、暫くはCB400だろうなー
ちなみに一緒に卒検を受けたある方はVmaxを買うそうです。羨ましい…

これから八戸ノ里ドライビングスクールで二輪教習を受ける方の参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

京都モーターサイクルショー

京都でバイクショップを運営するレオタニモト主催の、第8回京都モーターサイクルショーが、京都市の洛東自動車教習所にて開催されました。

入場は無料で、試乗会&商談会を兼ねたイベントです。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、ハーレーダビッドソン等のメーカーのバイクが約400台勢揃いしました。

なんとこのイベント、無料で教習所内のコースを試乗できるということで、現在普通二輪免許しか持っておらず、今後大型二輪へのステップアップを検討している東上にとっては絶好の試乗の機会だと思い、同じく普通二輪免許を持っているNM氏とchina氏を誘って行って参りました。  
試乗の受付を済まし、中に入ると展示車両がいっぱいでどれも気になる車種ばかり。写真はカワサキのブース。Ninjaシリーズを中心にほとんどの現行ラインナップの車種が展示されていました。ハーレー以外の車両は実際に跨ることが可能で、多くのライダーが足つき性やポジションの確認をしていました。

足つき性チェック

各社のスーパースポーツバイクの足つきをチェックしてみました。
東上  170cm 短足 ライディングブーツ装着
china氏  165cm
NM氏   178cm
 
GSX-R600はミドルクラスのSSということもあり足つき性は良好(東上)。

CBR1000RRは両足つま先が付く感じ。車重も軽いので片足なら余裕。

china氏の場合は両足つま先ギリギリでした。

GSX-1300R 隼 身長165cmのchina氏にはポジションが少々辛そうな感じ。

CBR600RR china氏も足つき性良好

YZF-R1 china氏両足はまあまあ辛そうな感じ。

番外

KLX250 オフ車の中でもかなりガチ目の高さのシート高890mm。しかしNM氏の手にかかれば…

両足ベッタリwww
ちなみにchina氏は跨るのを諦めました。短足の東上は片足つま先立ちレベルでした。普段乗っているCB400SBの足つきの良さを思い知らされます。

試乗編

実は当日ここに来るまで、普通二輪免許しか持っていないので普通二輪しか試乗できないと思っていたのですが、受付の人に普通二輪持っているなら「大型行けますよ」と言われたので、3人とも大型バイクに試乗しました。原付免許の人は原付2種までという制限がかかります。

試乗車は原付から大型バイクまで大小さまざまな車種から選択でき、話題のTRICITYも試乗車に並んでいました。

主な試乗車
VMAX、ZX-14R、CB1300SB、FJR1300AS、GSX1300R、ZRX1200DAEG、VFR1200X、CB1100EX、CBR1000RR、Ninja1000、V-Strom1000、Z1000、MT-09、CBR650F、DN-01、ZX-6R、T-MAX530、Ninja400、SR400、CBR250R、KLX250、バーグマン200、TRICITY、ハーレー各車等


普段CB400SBに乗っている東上は、兄貴分であるCB1300SBに試乗しました。車体が大きくなり重くなりますが、足つきは良いので停止時に不安はありませんでした。低回転域からの太いトルク感がどこまでも続きそうな力強さに、400ccがオモチャに感じてしまいました。一度大型に乗ってしまうと大型が欲しくなる理由がよく分かりました。トルクがあるのでUターンもなんだか1300ccの方がし易そうな気がします。さすが優等生バイク。

後ろから見ると400との差がはっきり分かります。
降りてからの取り回し以外に問題点が見つからなかったので、次は順当に1300に乗り換えようかと真剣に検討中です笑。

普通二輪ペーパーライダーのNM氏はNinja1000をチョイス。普通二輪をすっ飛ばしていきなりリッター大型バイクに乗った感想はやはり…

「大型乗りてーーーー!!」

まあそうなりますね。NM氏は足つきに不安が無いのでどんなバイクでも乗れそうです。

一方足つきが不安な普通二輪ペーパーライダーchina氏はというと…

CBR1000RRに乗ってました。

いきなりリッターSSかよ!と突っ込みたくなりますが、それができてしまうのが今回の試乗会。これで「大型免許とりてーーー」とさせる教習所の策略にまんまとハマった3人でした。

しかし普段普通二輪にも乗っていないNM氏とchina氏が乗りこなせていたので、最近の大型バイクって乗りやすいんですね。

でも金がなくて買えないので…

現実的に考えてモンキーか?妙に安心感がある見た目。

展示車両はHonda×くまモンのコラボ企画であるくまモンキーでした。

レッドブルMINIも登場。ナンバープレートは283=ツバサの語呂になっています。レッドブルを配っているねーちゃんいわく日本に10台くらいあるそうです。改造費は教えてくれませんでした。

所さん仕様のバイクSNAKE MOTORS K-16も展示されていました。

引き続き明日13日も開催される予定ですが台風の影響がありそうです。明日も行ってZX-14Rとか隼とか試乗したいのですが雨風だと行く気が失せる…

しっかし、帰り道でCB400SBの軽さと足つきの良さに笑ってしまいました。大型に乗ってしまうとこうなってしまうからイヤなんですw

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忙しくても維持できる海水魚水槽をコンセプトに、更新を再開しました。初期の頃の水槽の様子と現在の様子ががらりと変わっており、その変化と、東上の成長が分かるコンテンツとなっております。



沖縄・高知・和歌山・伊豆等をメインフィールドに、熱帯海水魚の素潜り採集をするコンテンツです。鼓膜穿孔が慢性化しており、更新できるかは未定です。



鉄道模型のいわゆる「ジオラマ」を1畳サイズのレイアウトに実現することを目標に、トンネルや草の生やし方など初心者の初心者による初心者のためのレイアウト製作の様子をお伝えします。現在更新を停止しています。



東上が飼育したことのある海水魚について、東上的飼育の方法について紹介するコンテンツです。特にカミソリウオやタツノオトシゴ、ヨウジウオのような特殊な魚を中心に展開しております。日本産の魚種に関しては、採集についても取り上げています。



2014年10月、小笠原諸島父島へ行って参りました。シュノーケリングに海水魚採集、魚突きと、海の遊びを満喫した滞在でした。ユウゼンやレモンピールエンゼル等、日本では小笠原でしか見られない魚種と出会うことができました。小笠原諸島で海水魚採集をする際の解説や注意点はこのリンクをご覧ください。



CB400SBRevoに乗ってツーリング先での出来事や、近畿・中部周辺のツーリングに最適そうな道をレポートしていきます。高知県でのキャンプツーリング×海水魚採集にも挑戦してみました。



ロードスター(NC)の記事です。バイク以外の足が増えたので、夜間の寒い星空撮影も行く機会が増えそうです。ロードスターの紹介やツーリングの記事はここからどうぞ。



星と、風景を一緒に撮るという写真です。なかなか条件が揃わず、撮影は失敗の方が多いですが、条件が揃った時の美しい風景を追い求めて、新月の夜に活動しています。

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