うみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記

海水魚採集 海水魚飼育 飼育各論 小笠原 星景撮影 CB400SB Roadster CX-30

うみのおさかな以外の話題がメインになってしまったブログ主の○○やってみたシリーズ。水槽の更新再開しました。

春から夏へ写真撰2022


今年は新たに見つけた南伊豆のポイントから、2月の横たわる夏の天の川。

西伊豆スカイラインの海を見下ろすお気に入りの景色。

今年も河津桜のシーズンがやってきました。

踊り子号は見慣れないE257系に

ソメイヨシノの色は薄く感じられます。

那賀川堤

黄金崎の桜

トンネルを抜けた先に咲く

沼津市民の森より

インスタ映え狙いの龍蓋寺

同じく

野イチゴ(バライチゴ)を見つけたので食べてみた。酸っぱい。

ヤマユリの香りが写真を通して伝わってくる。

白米千枚田

千里浜なぎさドライブウェイ

那智の滝と本宮大社

ビーチコーミングで拾った貝殻の艶出し

自然界には美しいものがたくさんありますが、

その一つに貝殻が挙げられると思います。特に美しいものとして

タカラガイの仲間が知られています。
ヤクシマダカラ Cypraea arabica arabica

ハナビラダカラ Monetaria annulus

以前水槽のコケ取り貝として上記2種を飼育していました。

両方とも南紀の海で採集したものです。綺麗ですね。

今夏、南紀の海を訪れる機会があったので、貝殻拾いをしてみました。

「ビーチコーミング」とも呼ばれるみたいですね。

ここは、串本町にある橋杭岩。ビーチコーミングには適していませんが、

この近辺の海岸は、貝殻がたくさん落ちている場所がいくつかあります。

※ここで拾ったわけではありません。イメージです。

拾った貝殻たち。水につけているので発色は良いです。

ホシキヌタ、ホシダカラ、ハナマルユキ等のタカラガイを中心に

妻が気に入ったものも持ち帰りました。

拾った貝殻は、時間があれば水に浸して塩抜きをしましょう。

私は面倒なので、いきなり煮沸しました。沸騰しているお湯に貝殻を入れると

割れる可能性があるので、水に貝殻を入れて加熱しましょう。

10分ぐらい煮たらOKだと思います。

煮沸後、乾燥させるのですが、乾燥させるとご覧の通り。

痛んでしまって見た目の悪いタカラガイも多いです。

生きているときは、軟体動物の特徴である外套膜で殻を覆って

炭酸カルシウムの殻を常にコーティングしている状態なのですが、

貝が死んでからは、貝殻は波にもまれ劣化の一途をたどります。

たいてい、海岸に打ちあがって時間が経った頃には、

殻の中心部が削れてしまっているのです。このようなタカラガイは

標本にはしづらいですが、アクセサリーやインテリアとして利用可能です。

アクセサリーとしての利用価値を出すためには、この方法を使います。

答えは、ネイルのトップコートです。

本来は爪の艶出しに使いますが、貝殻にも使えます。

写真はあまり劣化していないハナマルユキですが、
かなり劣化して模様が消えかけているタカラガイにも有効です。

トップコートを塗っていない箇所と塗った箇所の違いが明らかです。

ビフォーアフターです。

タカラガイの場合は模様が入っている面を塗ったら、乾かして

裏のギザギザした部分を塗る必要があります。

ハナマルユキの場合はあえて削れて紫っぽくなっているものを拾うのも

ありです。艶を出すといい感じの紫が発色します。

個人的にはタカラガイのこちらの面も好きです。艶を出すと尚よし。

今回はアクセサリー等にはせず、インテリアとして貝殻の瓶詰にします。

ダイソーで売っているコルク栓の瓶にしてみました。
ハナマルユキダカラが多めなので、ちょっと茶色成分多めですが…

拾ったシーグラスと合わさっていい感じです。

身近な材料と貝殻で作れるのでお勧めです。

読者の皆様も是非挑戦してみてください。

チリメンモンスターを使った授業実践


市販のちりめんじゃこは通常、甲殻類アレルギーに配慮して

混獲されるエビ・カニ類はある程度除去されます。フグなどの混入を防ぐため

カタクチイワシ以外の魚も可能な限り除去されて販売されているもの

が多いです。東上は、幼少の頃釜揚げしらすの中に

イカや他魚が入っていないか夢中になって探していましたが、

なかなか見つからなかったわけです。

そんな、しらすの中に混じったアイツらを探すのが

お好きな方にお勧めしたいのが、「無選別のちりめんじゃこ」です。

私がこれを知るきっかけとなったのが、大学時代の学芸員実習で、

きしわだ自然資料館がイベントで使用した例が紹介され、

学芸員実習の授業でも実際に取り扱ったことがあるからです。

タツノオトシゴを見つけ喜んでいたら、いつの間にか無くなっていて

気づいたらdragon氏がとぼけた顔でこちらを見ていました。

タツノオトシゴは彼の腹の中に収まったようです。


さて、無選別ちりめんじゃこの入手方法ですが、年間を通して

安定的に供給を行っている和歌山のカネ上というしらす屋さんを

お勧めします。価格は1袋200gで847円(税込)です。

https://www.kanejo.com/tirimon/tirimon.html

教育機関でも活用例が多く、大口の注文でも電話で受け付けてくれます。

理科の授業の中で、チリメンモンスターの分類というテーマで

実践を行ってみました。今回は学年末のお楽しみ的な使い方ですので、

学習指導要領に対応した授業ではありませんが、もしも教科書の内容に

則って授業をするのであれば、中1の理科の脊椎動物と無脊椎動物の

違いで活用可能かと思われます。指導案は別のサイトをご覧ください。

チリメンモンスターの授業は、中学生でも十分楽しんで行えます。

生物を発見したり分類したりする楽しさを学ぶことができますし、

今は、一人一台貸与されたPCをつかって調べながら学べるので便利です。

さっそく、授業で生徒が分類(種類分け)した生物を見てみましょう。
タイ科の一種 Sparidae sp.

まずひときわ目立つ大きさの稚魚がこちらです。私は最初メバルか何かかと

思ったのですが、ある生徒が模様と形態からイシダイっぽいと言ったので

そちらのほうが分類上近かったというオチです。

特定はできませんが、クロダイやマダイの稚魚ではないかと予想します。

エソの一種 Synodontidae sp.

その見た目の紛らわしさから、釜揚げシラスの混在魚として圧倒的シェアを

誇るのがエソです。特徴は背側の5つないし6つの斑点です。

よく見ると、釜揚げシラスにめっちゃ入っています。

アジの一種 Caranginae sp.

ぜいごというかたい鱗が尾鰭にかけて存在するのがアジ亜科の特徴ですね。

写真にはアジ以外の魚も混在していると思います。稚魚というだけで難しい

ので、乾燥してしまっていると余計に同定が難しくなります。

タチウオ Trichiurus lepturus

かね上のチリメンモンスターの中に入っているカタクチイワシ以外の魚で

結構な割合を占めているのがタチウオです。細長く、大きい個体も多いので

目立ちやすく生徒も見つけやすいです。

タチウオは大きくてスルメみたいなので、生徒が口に入れないように

注意してくださいね。ちなみに味は上質です(試食済み)
※食品用グレードではないので食べないでください

カワハギ属の一種  Stephanolepis sp.

このサイズだと普通のカワハギなのか、それともアミメハギなのか区別が

つきませんが、カワハギ属の一種であることはわかります。

おそらく写真上の個体は普通のカワハギStephanolepis cirrhiferと思われます。

フグ科の一種 Tetraodontidae sp.

フグの特徴は鋭い歯をもつことです。稚魚でもわかりやすい歯がある

のがわかります。フグはこの1個体しか見つかりませんでした。

一般的には稚魚に毒はないはずですが、シラスに混ざるとクレームもの

になるので、シラス業界から恐れられている?存在でしょうか。

ホウボウ科の一種? Triglidae sp.

ホウボウである自信はありませんが頭部の骨格からそのように判断しました。

特徴的な胸鰭はわかりづらいですが、胸鰭の鰭条っぽいものが残っている

ので多分ホウボウでしょう。

ベラ? Labridae sp.

チリモン図鑑には、細長くて色のついた魚はベラかハゼといった

感じだったので、多分ベラということで…

スズメダイ? Pomacentridae sp.

体長が短く、赤みを帯びているのが特徴かと思います。写真は他種の魚も

混ざっています。小さいので見つかった数は少ないですが、個体数は多めです。

不明魚

形態的にカレイの一種にも見えるが、特定できず…

カサゴ属の一種 Sebastiscus sp.

たたまれていてわかりにくいですが背鰭の棘から判断しました。

底生魚であることは間違いなさそうです。

カタクチイワシ Engraulis japonicus

御本家のちりめんじゃこです。全体の半分程度を占めますが、

混獲物が多すぎて少なく感じるほどです。

ヨウジウオ属の一種 Syngnathus sp.

ヨウジウオはやたらと細長いので、タチウオとも見分けがつきます。

細長い口が特徴です。このヨウジウオの種類まではわかりませんが、

どれも縞模様が入っているので同じ種類ではないかと思います。

タツノオトシゴ属の一種 Hippocampus sp.

チリメンモンスター界のアイドル、タツノオトシゴです。独特のフォルムから

すぐに見つけることができます。何なら開封前の袋の外から見つけました。

確率的には1袋に1匹ぐらいはいます。

ウナギ目のレプトケファルス幼生 Leptocephalus

何のレプトケファルスかはわかりませんが、

タチウオとは違いもっと縮れている印象です。

生徒は最初は魚だと思わずゴミだと思っていましたが、

目がついているのを見て生き物だと納得していました。

ヒラメ? Paralichthys olivaceus

ヒラメではないものもいるかもしれませんが、薄っぺらいのに

背骨が透けて見えるのでヒラメかカレイのどちらかだと思います。

カニのゾエア幼生

角みたいな部分がすぐに折れてしまうので取扱注意です。

もう少し成長したメガロパ幼生より数が少なめでした。

カニのメガロパ幼生

ゾエアが成長した姿、だいぶ大人の姿に近づいています。ちゃんと脚が10本

あるのが特徴です。数えきれないほどいました。

カニダマシ(右)

左はカニの仲間です。カニダマシは名前の通り偽物のカニなので、ヤドカリ

のなかまです。したがって足の本数は8本であることが特徴です。

シャコのアリマ幼生

オキアミににていますが、大きな目が特徴でカマキリのような見た目です。

尻尾をみるとシャコっぽいなと感じます。

ソコシラエビ Leptochela gracilis 

エビの中でも目立ち、数が多いのがソコシラエビです。小型のエビで

食用としてあまり認知されていません。写真をみるとソコシラエビだけを

あつめたご飯にかけるふりかけのようです。

オキアミのなかま

ソコシラエビよりもサイズ感が小さく、赤く小さな甲殻類はサビキ釣りで使う

アミエビと同じ仲間だと思います。

釜揚げシラスの腹が赤いのは彼らを食べているからです。

ウオノエのなかま

釣った魚の口の中にいるアイツらです。

まさかちりめんじゃこのなかにいるとは!と詳しい生徒が驚いていました。

イカのなかま

もっとも探しやすいチリモンです。胴部が長い場合はイカと思われます。

タコのなかま

イカよりも数が少なく見つけにくいです。胴部がイカに比べると小さいです。

カメガイのなかま

今回初めて発見しました。浮遊性の貝類で、クリオネもその一種です。

今回使用したのは2.4kgの無選別ちりめんです。

120人の生徒で1時間探して得られた結果です。こうやって並べると

コレクション感が出て楽しくなります。生徒たちも満足していました。

今回は授業での実践でしたが、小さいお子さんから大人のマニアな方まで

楽しめますし、季節によって混獲されるチリモンは異なってきます。

カジキやイトヒキアジ、コバンザメなどのレア物探しも楽しみの一つです。

皆様もチリメンモンスター探しに挑戦してみてください。

春休みの午後2021


松崎の那賀川沿いの桜が満開を迎えたので、いつもの場所から。

川沿いが桜並木になっているのですが、開花は上流のほうが早いようです。

平日の午後は人が少なくて撮影し放題ですね。

那賀川沿いには、春になると田んぼをつかった花畑が一般に開放されます。

ネモフィラやキンギョソウなどが中心です。

今年は花の数が少ないような気がします。

花粉症がひどいため、クローズでの走行です。

西伊豆経由で帰る途中の、黄金崎の桜と海岸。那賀川の桜が終わるころに

満開を迎えます。日没を迎えてしまったので暗かったですが綺麗でした。

花粉や黄砂の影響で晴れていたのに富士山は見えず。

こちらは某学会の墓地。桜の本数が多いので見ごたえがあります。

桜だけ写しても、変わり映えがないので何と一緒に写すかが大事ですね。

そういえば、桜の星景写真を撮らなかったな。来年こそ行こう。

春から夏へ 写真撰


まだ雪の残る初春の富士を田貫湖から臨みます。

この日はダブルパール狙いでしたが、この後2つの富士は

風の揺らぎと雲に隠されてしまいました。

みなみの桜まつり。背景の黄色は全て菜の花

一面の菜の花畑には、少々癖のある香りが漂います。

こちらは4月のソメイヨシノ。松崎の那賀川沿いからの眺め。

所変わって六甲山から眺める神戸港を超望遠で。春霞で柔らかめの光

薩埵峠から眺める日本の大動脈

行き交う車たちは軌跡となって写しだされます。

和歌山アドベンチャーワールドの子パンダ。

長良川の竹林広場公園のヒメボタル。30秒露光

レンズ周辺部のコマフレアが気になります。

複数毎を比較明合成した後、Lightroomで上部だけ露出補正

竹林の中を点滅する光は神秘的な光景を醸し出します。

波勝崎の夕景。サルに追われながら撮影しました。

赤ちゃんザルの耳を見ると、ヒトとそっくりな見た目です。

静岡の森町にあるあじさい寺。見頃は6月下旬

解放F1.4での撮影。さすがのボケ味

可睡ゆりの園 百合の香に誘われて

さまざまな色のユリが競演します。今が見頃です

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忙しくても維持できる海水魚水槽をコンセプトに、更新を再開しました。初期の頃の水槽の様子と現在の様子ががらりと変わっており、その変化と、東上の成長が分かるコンテンツとなっております。



沖縄・高知・和歌山・伊豆等をメインフィールドに、熱帯海水魚の素潜り採集をするコンテンツです。鼓膜穿孔が慢性化しており、更新できるかは未定です。



鉄道模型のいわゆる「ジオラマ」を1畳サイズのレイアウトに実現することを目標に、トンネルや草の生やし方など初心者の初心者による初心者のためのレイアウト製作の様子をお伝えします。現在更新を停止しています。



東上が飼育したことのある海水魚について、東上的飼育の方法について紹介するコンテンツです。特にカミソリウオやタツノオトシゴ、ヨウジウオのような特殊な魚を中心に展開しております。日本産の魚種に関しては、採集についても取り上げています。



2014年10月、小笠原諸島父島へ行って参りました。シュノーケリングに海水魚採集、魚突きと、海の遊びを満喫した滞在でした。ユウゼンやレモンピールエンゼル等、日本では小笠原でしか見られない魚種と出会うことができました。小笠原諸島で海水魚採集をする際の解説や注意点はこのリンクをご覧ください。



CB400SBRevoに乗ってツーリング先での出来事や、近畿・中部周辺のツーリングに最適そうな道をレポートしていきます。高知県でのキャンプツーリング×海水魚採集にも挑戦してみました。



ロードスター(NC)の記事です。バイク以外の足が増えたので、夜間の寒い星空撮影も行く機会が増えそうです。ロードスターの紹介やツーリングの記事はここからどうぞ。



星と、風景を一緒に撮るという写真です。なかなか条件が揃わず、撮影は失敗の方が多いですが、条件が揃った時の美しい風景を追い求めて、新月の夜に活動しています。

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【金魚の飼い方】初心者向け飼育方法と金魚の種類をご紹介

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