忍者ブログ

うみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記

採集 飼育記 飼育各論 小笠原

うみのおさかな以外の話題がメインになってしまったブログ主の○○やってみたシリーズ。水槽の更新再開しました。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

ソメワケヤッコの飼育

ソメワケヤッコを飼育し始めて2か月が経ったので、

東上的、飼育各論をお送りします。

和名 ソメワケヤッコ
学名 Centropyge bicolor
スズキ目キンチャクダイ科アブラヤッコ属
全長 15cm
分布 南日本の太平洋岸・琉球列島・インド・太平洋
岩礁域、サンゴ礁域の水深数m~20mに生息

特徴

サンゴ礁域でよくみられる普通種のヤッコ。

紺と黄色の二色に染め分けたような体色が特徴。

雌性先熟で性転換をするが、雌雄で色彩や体格の差は

殆どないため、雌雄判別は見た目では困難。

飼育について

サンゴ水槽での飼育

ソメワケヤッコは、サンゴを食べてしまいます。

特にLPSやSPSは好んで食べてしまう場合が多く、

ハナガタサンゴ類は特に狙われます。

ソフトコーラルは個体差にもよりますが、食べられてしまう場合があります。

例え初めはソフトコーラルを突いていなくても、

後からつつきだすようになることもあります。

一度つつきだした個体は人工餌に慣れても

サンゴを食べ続けることがあるので注意が必要です。

他の魚との混泳

やや気が強い魚です。自分よりも弱い魚を追いかけたりすることがあります。

しかし、小さい個体は自分より大きい混泳魚に怖気づいてしまい、

ライブロックに隠れて出て来なくなってしまうこともあります。

たいていの場合大きくなると性格が悪くなり、

大型ヤッコとも張り合って混泳できるくらいになります。

小さいうちは、水槽内ではソメワケヤッコがボスになるように

混泳魚を選ぶと良いと思います。

その場合ソメワケよりサイズの小さいスズメダイや、ハタタテハゼ、

ハナダイ辺りが混泳に向いていると思います。

同種・同属間の混泳

同種の混泳は、水槽内でペアリングできれば可能であると思われますが、

水槽内でのヤッコのペアリングは難しいですので、

同種の混泳はするべきではないと思います。

他種のヤッコとの混泳は、激しく争う場合がありますので、

混泳させないか、隔離などの措置をとる準備が必要です。

ヤッコ同士の混泳は難しいので、

初心者のうちは1水槽に1匹が原則だと思います。

餌について



ソメワケヤッコというと、餌付きにくいイメージがあります。

おそらく、薬物採取や輸送のストレスが影響しているのだと思います。

ショップで購入するときは、粒エサOKの個体を選んだほうが無難だと思います。

餌付けをする場合は殻付きアサリから始め、

すり潰したアサリに人工餌を混ぜたものを与えるというように

ステップアップしていくと良い結果が出るかもしれません。

私のソメワケはセナキルリスズメが人工餌を食べるのを見て、

人工餌を食べるようになりました。

混泳魚の餌食いの影響もあると思います。

人工餌は基本的に植物系の餌をあげるといいですが、

たまには冷凍ブラインシュリンプ等をあげても良いと思います。

私のソメワケのように採集個体の場合、比較的餌付きやすいかもしれません。

飼育環境・総評


アップにするとなんだか間抜けで笑える顔

性格 ☆☆☆★★ やや気が強い
耐病性 ☆☆★★★ ヤッコなので白点・トリコに注意
対水質悪化 ☆☆*★★ 硝酸塩は20ppm以下
餌付き ☆☆*★★ 個体差によるが、やや餌付きにくい

ヤッコですので、チョウチョウウオ程ではありませんが、

病気にかかりやすいです。病気にかからないために、

硝酸塩は出来る限り低い数値を保ってください。

水槽導入当初は、トリコディナ症に注意してください。

寄生虫を持っている可能性があるので、水槽に入れる前に

2分程淡水浴をしたほうが良いと思います。

クリーナーシュリンプ等のエビとの混泳は相性がいいです。

ショップで安価で売られている個体は、

薬物採取された個体の可能性があります。そういった個体は

飼育開始から数週間で突然死ぬことがあるので、

個体選びは慎重に行って下さい。

採集

採集難易度 ☆☆☆☆*
レア度(採集家基準) ☆☆☆☆★
輸送に対する強さ ☆☆☆★★

分布は南日本の太平洋岸・琉球列島です。

10mくらいの水深のサンゴ礁・岩礁にいるイメージが強いです。

2013年は高知県西岸で1匹採取し、写真に使用しているのはその個体です。

私は水深おおよそ8m程の場所で採集しました。

運が良ければもう少し浅い場所で遭遇できると思います。

アブラヤッコ属の魚は逃げ足が速く、割と賢いので

素潜り採集中級者以上向けの魚とし、難易度は4.5と評価しました。

ダイバーにとっては浅所に生息する普通種とはいえ、採集家目線では

遭遇して実際にキャッチできることは少ないと思うのでレア度は4としました。

輸送に対する強さは普通の魚並みです。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス(任意)
ブログURL(任意)
コメント
パスワード(後でコメントの編集ができます) Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

SNS×うみのおさかな

うみのおさかなのいろいろ
SNSアカウント

facebook

Facebook
うみのおさかなのいろいろ公式Facebookアカウントです。

twitter

Twitter
https://twitter.com/azumagami
東上の個人的なネタです
近況はこちらを見てください。

Contents



忙しくても維持できる海水魚水槽をコンセプトに、更新を再開しました。初期の頃の水槽の様子と現在の様子ががらりと変わっており、その変化と、東上の成長が分かるコンテンツとなっております。



沖縄・高知・和歌山・伊豆等をメインフィールドに、熱帯海水魚の素潜り採集をするコンテンツです。鼓膜穿孔が慢性化しており、更新できるかは未定です。



鉄道模型のいわゆる「ジオラマ」を1畳サイズのレイアウトに実現することを目標に、トンネルや草の生やし方など初心者の初心者による初心者のためのレイアウト製作の様子をお伝えします。現在更新を停止しています。



東上が飼育したことのある海水魚について、東上的飼育の方法について紹介するコンテンツです。特にカミソリウオやタツノオトシゴ、ヨウジウオのような特殊な魚を中心に展開しております。日本産の魚種に関しては、採集についても取り上げています。



2014年10月、小笠原諸島父島へ行って参りました。シュノーケリングに海水魚採集、魚突きと、海の遊びを満喫した滞在でした。ユウゼンやレモンピールエンゼル等、日本では小笠原でしか見られない魚種と出会うことができました。小笠原諸島で海水魚採集をする際の解説や注意点はこのリンクをご覧ください。



CB400SBRevoに乗ってツーリング先での出来事や、近畿・中部周辺のツーリングに最適そうな道をレポートしていきます。高知県でのキャンプツーリング×海水魚採集にも挑戦してみました。



ロードスター(NC)の記事です。バイク以外の足が増えたので、夜間の寒い星空撮影も行く機会が増えそうです。ロードスターの紹介やツーリングの記事はここからどうぞ。



星と、風景を一緒に撮るという写真です。なかなか条件が揃わず、撮影は失敗の方が多いですが、条件が揃った時の美しい風景を追い求めて、新月の夜に活動しています。

Comments

[12/16 らんぱぱ]
[09/14 なみほ]
[09/13 R]
[11/17 こうじ]
[11/10 uzumaki]
[03/15 Chatan]
[03/14 Chatan]
[01/13 Bobo]
[01/13 Bobo]
[01/13 Bobo]

Profile

HN:
東上本出(あずまがみもといで)
性別:
男性
趣味:
海水魚飼育・採集 鉄道模型 バイク
自己紹介:
200000アクセス達成。1年で100000ペースで伸びています。いつもありがとうございます。
匹目

Links

1.023world

海洋の仕組み・細菌や微生物から学ぶマリンアクアリウムと、関連する自作器具の制作方法の公開、ヤドカリ検定・ヤドカリ図鑑のヤドカリパーク、その他関連リンクも満載。

uzumakiと海

海水魚、サンゴの飼育、磯採集を中心に紹介しているブログです。魚の縄張り行動についての研究をされており、水槽内での魚の力関係についての考察を紹介しています。

うちださんちの海

海水魚採集と飼育方法、オーバーフロー水槽の製作方法などを紹介しています。特に必見なのは海水魚採集で、レアなチョウチョウウオを素潜りで採集するすごい人です。

近畿大学水族環境学研究室

東上の母校である近畿大学農学部の研究室です。海水養殖における白点病の原因であるC.irritansについて研究をしています。白点病に関する記事の参考文献とさせていただきました。

Chatan`s Blog

韓国で海水魚採集をされているChatanさんのブログです。日本で採集される魚種の紹介の記事で、当サイトの写真を採用していただきました。外国にも海水魚採集の文化があるとは驚きです。

【金魚の飼い方】初心者向け飼育方法と金魚の種類をご紹介

金魚の飼育方法と、種類について解説をしているサイトです。淡水魚飼育は金魚に始まりますが、金魚に終わるとも言います。淡水魚飼育の基礎を学んでみては。



About Link

当ブログはリンクフリーです。相互リンクをご希望のサイト様は、コメント欄またはmb86hh65ml☆gmail.comにご連絡ください(スパム対策のため@を☆に変えてあります)。たくさんのリンクお待ちしております。

リンクについて詳しくはこちら