バイクでロングツーリングに行くと、150kmも走れば尻が痛くなってきます。
一度痛くなりだすと休憩すれば一時的に痛みは引きますが、
また走り出せばすぐに痛くなってきます。
300km以上走るとその後の休憩頻度がかなり高くなってしまいます。
そうなってしまうともはや痛さとの戦いになり、
バイクが全然楽しくなくなってしまいます。
そこで、尻痛対策に活躍するアイテムがこちらです。
プロトから発売されているEFEEX GEL-ZAB R(ゲルザブR)です。
名前の通り、ゲル状のクッション性の良い素材でできていて
バイクのシートの上に取り付けて座布団のように使うものです。
ゲルザブは3種類がラインナップされており、
オンロード車用のゲルザブR、オフロード車用のゲルザブD
シートに内蔵するタイプのゲルザブS/SSがあり、
ユーザーのニーズに合わせて選択することができます。
価格は新品最安値で7000円程度と高めですが、
ロングツーリングの機会が多く、尻痛に悩まされていたので
東上のCB400SBにも早速購入して取り付けてみることにしました。
裏側にはマジックテープ式のベルトがついており、シートに固定できます。
CB400SBの場合前側のベルトがシートを留めるでっぱりと干渉して
シートをはめるのに苦労したので、ゲルザブを若干後ろに取り付けました。
向きが決まっていて、EFFEXのロゴが左後ろにくるように取り付けます。
シートと色が同じなので見た目はそんなに違和感がありません。
せっかく取り付けてみたので、試しに460km程テスト走行をしてきました。
ルートは高速道路中心で、走行時間は7時間です。
0~100km地点
初めの50kmは大阪の市街地を走行しました。すり抜け等は出来るだけせずに、
もろに渋滞に巻き込まれて、わざと疲労しやすい状況を作りましたが、
高速道路に乗るまでの~50kmは全く尻が痛くなりませんでした。
高速道路に乗り~100km地点まで走りましたが、まだまだ余裕です。
途中腹が痛くなり70km地点でトイレ休憩をしました。
100~200km地点
100kmを過ぎてくるとそろそろいつもなら疲れて休憩しますが、
150kmを過ぎたところで、給油のためSAに入りましたが、
給油をしただけで休憩はせず出発。
200~300km地点
200kmを超えるとそろそろお尻が痛くなってきて
いつもなら休憩の頻度が増えてきます。しかし今回は
ゲルザブ効果で200~300km地点までの間休憩は一回も行いませんでした。
300~400km地点
さすがに350kmをはしるとお尻が痛くなってきました。
しかし、いつもなら腰も痛くなるのですが腰はまだいける感じでした。
ゲルザブは尻痛だけでなく腰痛にも効果があるようです。
350km地点で一旦休憩しました。
いつもなら奈良~静岡県三島まで380kmの距離を走って
これ以上は無理と感じていた距離でしたが、まだまだいける気がします
400~終点
420km地点で高速を降り下道へ降りました。
高速を降りる前に一旦休憩しました。
高速を降りた後は460km地点まで走り切りました。
総走行距離460km
休憩回数4回
所要時間7時間
500km近い距離を走りましたので、疲労感はあります。
ただ、いつもよりは尻痛がマシになり休憩頻度が減ったことは確かです。
個人的には普段の航続距離の限界を1.5倍にする効果があると思います。
ゲルザブの効果は人によってまちまちというレビューを
よく見かけますが、確かにその通りだと思います。
東上の場合、完全に尻痛がなくなるわけではなかったので、
あったほうが楽といった感じです。
ただ予想外だったのは腰痛にも効果があったという点で、
どちらかというと腰痛がきつかった東上にとっては利点でした。
~250kmの中距離のツーリングでは圧倒的に効果があるように感じました。
長距離ツーリングでは疲れるのが当たり前ですので、
こまめに休憩をとったほうが安全運転の面でも良いと思います。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/cb400sb/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E7%96%B2%E5%8A%B4%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%80%80%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B6%E3%83%96%E7%B7%A8ロングツーリングの疲労対策 ゲルザブ編