最近水槽に変わり映えがないため、水槽のチェックを怠りがちでした。
ふとコエダナガレハナを見ると
中央のブランチの真ん中に水ぶくれのような膨らみができていました。
サンゴは一見小さな異常から一気に崩壊を辿ることが多いので
心配になり、同様の症状を起こした例をネットで探してみたところ
http://brilliant-aqua.seesaa.net/article/32046789.htmlこちらのブログ記事に
同様の症状を起こしたナガレハナの例がありました。
後日談を見ると、このナガレハナの症状は自然治癒したそうです。
症状を見た感じ、ブラウンジェリー(BJD)※を疑いましたが、
今のところ水ぶくれが広がる様子は見られず、
患部を切り取るなどの処置は行っていません。
※ブラウンジェリー Brawn Jelly Disease
褐虫藻を持つサンゴ全般に起こり得る病気で、患部が茶色いゼリー状になり溶けてしまう。
進行は速く、患部を切り取る等早急な対処が必要。写真はBJDに罹り溶けてしまったツツマルハナサンゴ。
当該のコエダナガレハナについては今後注意深く観察する必要がありそうです。
一方、不調なコエダナガレハナに対し、好調に転じたのがエダアワサンゴです
こちらは一年前のエダアワサンゴの写真です。照明はブルーとホワイトです。
ポリプの外縁部以外は茶色みを帯びていて、綺麗とは言えません。
こちらは現在の同一個体の写真です。照明はブルーのみですが一年前と比べ
明らかに色揚がりしていることがわかります。
そのかわり、伸ばすポリプの長さは以前よりも短くなりました。
人工海水を、レッドシーソルトからリーフクリスタルに変え、
一か月間教育実習で面倒を見ない間にこうなっていました。
質の良い人工海水に変えたことが吉だったようです。
次々とお星さまに…
60cm水槽のマスコットキャラクターとして活躍し、水槽紹介をしてくれた
チラミハナダイ※ことキンハナ(オカマ)が
チーン・・・
逝ってしまわれました。死因はマダラハナダイが持ち込んだ白点病です。
サンゴ水槽はライブロックが複雑に組んであり、捕獲が困難なため
治療できずに☆になりました。ベストオブ遺影ですね。
マダラハナダイも落ちました。原因は詳しくわかりませんでした。
減圧症発症個体のため、最初から覚悟はしていましたが…
こちらも白点を発症し、何とか捕獲し薬浴して治療できたのですが、
通常の海水に戻し、しばらく様子をみることにしました。
教育実習のため1ヶ月ほど面倒を見ることが
できないのでNM氏に水槽管理を頼んでいたのですが
そのNM氏からマダラハナダイ落ちたとの連絡が入り
死因もわからずまま終わりました。
透明骨格標本にしてもらおうかと思いましたが、骨格標本にしても
何の魚か分かりにくそうなので却下。
ああいうのはカミソリウオとかのほうが分かりやすくていいですね。
謎の貝がどんどんデカくなる(レイシガイ)
謎の
ホラ貝(レイシガイでした)はどんどん成長し、
7mmから1.5cmまで成長しました。
その間にコケトリ用クマノコガイが2匹食べられてしまいましたが、
なぜか成長が楽しみで水槽から出せない東上です。
※レイシガイは肉食性の貝で磯でよくみられます。
似たものにサンゴを食害するレイシガイダマシや
さらにその親戚レイシガイダマシモドキもいます。
オビテンスモドキみたいな命名ですね。
寝ぼけているところを…
ヘボ採集家東上に捕獲されてしまったなんともオマヌケなソメワケですが
飼育7か月目に入りました。写真は寝ているところを電気をつけて起こして
しまい、寝ぼけていて写真撮り放題だったので撮ってみました。
同居人のセナキともあまりケンカせず、鰭ガケもなく綺麗です。
普段はクリーニングをあまり受け付けないのにこの時はしてもらっていました。
ウチの水槽ではあまり見られない光景です。
ハナダイが落ち、60cm水槽には魚がいなくなってしまったので、
今度は再びヨウジウオの無給餌飼育に挑戦したいと思います。
以前ノコギリヨウジを飼育していましたが、
今度は同属のヒバシヨウジにチャレンジしてみます。目指せ長期飼育。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E9%AD%9A%E9%A3%BC%E8%82%B2/%E3%82%B3%E3%82%A8%E3%83%80%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%B0%B4%E3%81%B6%E3%81%8F%E3%82%8C%E7%97%87%E7%8A%B6コエダナガレハナの水ぶくれ症状・お星さま続出