先日、Uターンしようとしてバランスを崩し
フルバンク停車をかましてしまいました。※立ちゴケ
写真の通りブレーキレバーがぐにゃりと曲がりカッコ悪い状態に…
また曲げ戻せば元に戻ると思い、ネットを調べていると
「曲がったレバーをもとにもどそうとすると高確率で折れます」
との記載があり、どうにもならないということで
結局新しいレバーに付け替えました。
そんなわけで残ってしまったレバーですが、
捨てるのももったいないので、出先でレバーが折れてしまった時の
予備にすることにしました。
曲がりっぱなしなのもあれなので、どうにかして修正したいと思い
他のバイク乗りのブログを見ていたところ、アルミ製のレバーは
熱を加えて力を加えれば折れずに曲げることができるとの情報があったので
レバーをコンロで熱してトンカチで叩いて直したいとおもいます。
用意するもの
カセットコンロ(バーナーの方が適している)
トンカチ(木づちでも可)
ペンチ
曲がったレバー
金属を熱すると非常に熱くなり、素手では持てないので持ち手として
ペンチを使いました、他のもの(トング等)でも代用できます。
このようにコンロでレバーを炙ります。
バーナーのほうが時間がかからないと思います。
塗装されているレバーの場合塗装が剥がれますが仕方ありません。
アルミの融点は660℃ですので、加熱しすぎて溶かさないように。
(カセットコンロではそこまで熱くならないので大丈夫です)
十分に熱したら、トンカチで叩きます。
これを何回も繰り返すとレバーがだんだん修正されていきます。
トンカチで地面に押し付けて叩くので、レバーが傷だらけになりますが
曲がっているよりはマシでしょう。
after
真っ直ぐになりました。ただし傷だらけです。
熱したレバーは非常に熱くなっているので
すぐに素手でさわらないようにしてください。
水をかけて冷却すると、ジュッと音をたててすぐに冷えます。
傷を付けたくない人は、ツルツルの地面の上で木づちを使ってやると
傷がつきにくいと思います。ただし時間がかかるでしょう。
レバーを買いなおすのが勿体ないという人は、
この方法で修正してみるのもいいかもしれません。
ただし、次にコケたときは高確率でレバーが折れてしまうと思われるので
注意してください。
ツーリングには予備のレバーと車載工具を携行しましょう。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/cb400sb/%E6%9B%B2%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%92%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E3%81%99%E3%82%8B曲がったブレーキレバーを修正する