前回初めて飼育したキリンミノは残念な結果となりました。
そんなわけで、水槽を立ち上げるときは基本に忠実にすべきだと痛感したので、
パイロットフィッシュを入れ、水づくりをしっかり行うことにしました。
では、パイロットフィッシュとして何の魚を入れるかが問題になってきます。
一般的には、タイドプールにいるような環境変化に強い魚や
スズメダイが良いとされています。
東上は奈良に住んでいるので、海が遠く採集しにいくのも面倒なので
ショップでスズメダイを購入することにしました。
しかし、スズメダイは気性が荒く縄張り意識が強いので、
後から魚を追加することを考え、
スズメダイ科のカクレクマノミに水づくりを任せることにしました。
カクレクマノミは性格が温和で臆病な魚と混泳させることもできます。
売られているカクレクマノミはほとんどがブリード個体で、
一匹600~1200円ぐらいで手に入ります。
さて、魚を入れるのですが、その前に水槽に設備投資をしました。
殺菌灯とそれに水を送る外部ろ過を導入しました。
テトラのインバータ殺菌灯「UV-13w」です。
インバータ式なので、一部の人はキーンという不快で高い音が聞こえる場合があります。
東上は始め、キーンという音が耳から離れませんでしたが、
次第に慣れて今では聞こえません。
縦掛けタイプなので、水槽台に固定して設置します。横向きでは使えません。
外部ろ過は水槽のサイズと殺菌灯の性能に合わせ60cm用を使用しています。
上部ろ過と併用するのでろ過能力がグンとアップするはずです。
収納があるので、水槽周りもスッキリです。
左のラックは物干し台として使っています。
いよいよ魚をいれます。
今回は水合わせもしっかり行います。
1時間近くかけ、水温を合わせます。
導入後1カ月後の写真。ヒーターの下がお気に入りみたいです。
この1か月の間、白点が出たり尾ぐされになりかけましたが、
おそらくですが、殺菌灯のおかげで自然治癒しました。
殺菌灯の効果はあるようです。ただ、バクテリア類も殺滅してしまうので
水槽が立ち上がりにくいというデメリットがあるかもしれません。
さらに…
タカラガイをいれてみました。
「ヤクシマダカラ」という種類です。
ヤクシマダカラは房総半島以南の海に生息していて、容易に見つけることができます。
現に、このタカラガイは友人が海で採ってきたものです。
殻長は6cmあります。
エサは、水槽に生えてきた珪藻を食べさせています。
本来は海綿を食べています。
外套膜という膜を殻の表面に張り、カルシウムを分泌して殻を成長させます。
もっぱら、最近ではタカラガイがそこらじゅうを歩き回るのでレイアウトが崩れまくりですがw
といった感じで飼育が安定したのでUPさせていただきました。
次回は採集に行くので、魚を追加するかもしれません。
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