今回からシリーズ第三弾として「海水魚飼育」シリーズをお送りします。
私は大学で水産学を学んでいて、他の友人たちから魚を飼ったらどうだと
言われたので始めてみることにしました。
今回は水槽をセットし水を入れ海水を合わせるところまでお送りします。
さて、始めるにあたっていろいろと予習したのですが、
当然ながら、まずは水槽を置く場所を考えなくてはなりません。
電化製品の近くや電気配線(コンセント)の近くは海水を使用するのであまり良くないです。
通常の60cm水槽ならば、水の重さだけで60kg近くあります。
よって床は丈夫なフローリングが好ましいでしょう。
また、平坦であることも重要です。
平らでないと、水槽の一部分に重さがかかり、水槽が割れてしまう可能性があります。
さらには水道が近く、水替えがしやすいところに設置すると
水質管理を怠らずに済みそうです。
私はインテリア性を重視して、水槽台の上に設置することにしました。
コトブキのPro-Style 600S-LOWを使用しています。
設置場所ですが、空いている場所がここしかなかったので、
ほぼテレビ横、床はラグが敷いてあります。あまり良い場所ではありません。
水槽はコトブキのプログレ600です。曲げガラスが美しいです。
水槽はセット購入したので、上部ろ過・ヒーター・温度計・ライトが付属しています。
とりあえず水を入れカルキ抜きを入れました。
水を入れる際は、ホースがあると非常に楽です。
ここまではただの淡水水槽です。
次に海水を作ります。
人工海水の素を溶かし、比重計を使い適切な比重に合わせます。
比重は1.020~1.023の間に合わせます。
ただし、水が蒸発することを考慮して1.021程度に合わせたほうがいいかもしれません。
私の使用している比重計は平らな面に置かなくてはならないので
使いにくいです。吊るして使うタイプの比重計をお勧めします。
次に水槽の底部に砂を敷きます。
砂は必ず濁りが出なくなるまで洗います。
頻繁に水を換えながら行うと早くきれいになります。
砂を入れ、底を均しておきます。
だいぶ水槽らしくなりました。
友人から死骸サンゴをもらったので、
洗ってから一晩水道水につけ、もう一晩海水につけてから投入しました。
丸い死サンゴはサンゴ砂に合いますね。
今回はここまでです。
次回は魚を採って入れることができれば最高ですが、
どうなるか分からない行き当たりばったりな更新になりそうです。
番外
今は冬で海に潜りには行けませんが、そろそろ春になって潜りに行けそうな
シーズンになってきます。そこで、水中撮影をしたいと思ったので
水中対応のデジカメを買おうと思ったのですが、高いです…
それに、今使っているFinePixF100fdがまだまだ現役でこれ自体いいカメラで、
水中撮影モードがついています。
純正の水中ケースはもう出回ってないので、
DiCAPac α wp310を購入しました。
これはデジカメを中に入れて撮影できる10m防水のケースで、ズームが可能です。
価格は3600円とお手頃です。
大作商事で輸入・販売を行っているので、興味のある方はどうぞ。
http://www.daisaku-shoji.co.jp/shop/
ただし、一部のカメラでは上の写真のように四隅にフチが映ってしまうので、
ズームをして調整する必要があります。
これで、念願の海中での撮影ができます。今年も石垣島へ行く予定なので、
今年は海中の写真も含めてお送りしたいと思います。
閲覧ありがとうございました。
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