今回は思わぬ魚が採れたのを譲り受けることができたので、UPします。
ノコギリヨウジのペアです。最初はヒバシヨウジと勘違いしていましたが、
ヒバシヨウジは尾鰭の黄斑がランダムなのに対し、
ノコギリヨウジは3つの黄斑が並んでいます。
また、青いラインが細いのもノコギリヨウジの特徴です。
30cm水槽なので過密ぎみです。
オトヒメエビも追加したのですが、肝心の手が取れてしまっています。
大量に採れたそうですが、採集するときに自分で手をちぎってしまうのだそうです。
持ち帰るときはペアまたは単独で持ち帰るべきです。でないと争ってしまいます。
ペア同士の混泳もダメなんだそうです。
ヨウジウオはストレスに敏感なので、写真の状態ではまずそうです。
というわけで、キヌバリは友人の水槽に異動させました。
いまでは穴の中がお気に入りの場所になってます。
ヨウジウオが落ち着く場所をつくると餌付きやすくなるそうです。
さて、エサですがこいつらはプランクトン食性です。
そうなると、イサザアミかブラインシュリンプを与えることになりますが、
前者は高価であるので、ブラインシュリンプを与えることにしました。
冷凍のものではなく、耐久卵をを使います。
ブラインシュリンプを沸かすときは、
水500mlに対して10gの食塩または人工海水を加えて塩水を作ります。
飼育水をそのまま用いても構いません。
水温は28~30度が好ましいですが、この限りではありません。
孵化には約24時間かかります。
孵化器はプラケース(虫かご)や
写真のような梅酒をつけるプラスチック製の瓶を使うと良いと思います。
与えるときはスポイトで幼生を吸い取って与えます。
しかし、どうしても孵化しない卵があり、
そういった卵は水面に浮いて腐敗し水質を悪化させるので
プロテインスキマーを導入しました。
SNM製のEOSシリーズコンパクトスキマーです。
これにより、水表面の泡立ちが消えて水質が改善しました。
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