ようやく当ブログのメインコンテンツである、海水魚飼育が復活しました。
昨年の3月に奈良から静岡へ引越しを行った際に、
水槽一式すべて引越しを行いました。LPSは細心の注意を払って輸送を
行ったのですが、引越し完了から数週間後…
このようなことになってしまいました。ナガレハナのコロニーはこのように
なってしまったら、時既に遅しです。捨てたほうがマシなレベルです。
原因は輸送時の接触や飼育水の大幅入れ替えによって、濾過バクテリアの
バランスが崩れ、硝酸塩濃度の上昇→水質変化によるダメージで
サンゴが溶ける→余計に水が汚れアンモニア発生→水槽崩壊
の悪循環コンボです。というわけでサンゴは全滅してしまったため
水槽は半年以上休止していました。
しかし、当ブログのタイトルはあくまで「うみのおさかなのいろいろ」
このままバイクや車の話題ばかりにシフトしていってはまずいので、
昨年11月から海水水槽を最初から立ち上げ、再開に漕ぎつけました。
再開にあたり、仕事が忙しいことを考慮して、メンテナンス性を重視した
水槽システムを目指しました。
そこで、水槽は小型の30cmハイタイプ1本にし、
今まで使用してきた機材を一極に集中させ万全の態勢を整えました。
今回は、今までの機材の中でも老朽化により故障していた
殺菌灯を新調しました。
今まで使用していたのは、テトラのUV-13Wという廉価な殺菌灯で、
あまり効果が実証できるものではありませんでした。
そこで今回新調したのは、カミハタのターボツイストの18Wです。
本来ならばこのクラスの水槽サイズならばワンランク下の9Wで充分ですが、
海水水槽ということもあり、万全を期して18Wにしました。
その分殺菌灯による水温上昇が激しくなりますが、
冬場はむしろヒーター代の節約になります。
夏場は確実にクーラーが必要になると思います。
UV18Wの取り付けに際し、1点苦労したことは、外部濾過のホース径と
ターボツイストのホース径が合わなかったことです。
テトラのバリューEXパワーフィルターに使用されているホース径は
Φ12/16で、ターボツイスト18wは大型水槽を考慮した製品のため
径はΦ16/22であり、ホース径が違います。
そこで異径ホースコネクターというものを使う必要があります。
異径ホースコネクターは一つ350円程度で安いですが、
普通のホームセンター等では取扱いがありませんので、
ペット用品通販のチャームで入手しました。
ターボツイスト9wではホース径が12/16なのでこのような問題は起こりません。
今回は30cm水槽にしてはかなり手厚い装備で立ち上げました。
主な水槽設備
水槽 エーハイム 30HI
フィルター テトラ バリューEXパワーフィルター 90cm水槽用
殺菌灯 カミハタ ターボツイスト18w
ヒーター コトブキ サーモスタット一体型160wヒーター
水流ポンプ ×2
水流コントローラー KORALIA スマートウェーブ
プロテインスキマー RedSea プリズムスキマー
照明 グラッシーレディオRS122 リーフブルー
グラッシーレディオRS073 リーフパープル
照明スタンド レディオアーチ
飼育魚 ディアディムアンティアス(♂)
Pseudanthias bimarginatus頭の模様が特徴的なハナダイ。模様の感じがキシマやニラミと同系統なので
気に入って購入。餌付きもたいへん良く、病気にもかからないので
飼育しやすい海水魚です。♀も水槽に入れてあげないとオカマ化するかも。
フレームエンゼル
Centropyge loriculus小型ヤッコの中ではおなじみの種類。飼育のしやすさにも定評がある魚。
今回は魚の選定もメンテナンスフリーを重視したものとなっています。
水槽サイズが小さいため、入居魚は今のところこの2匹だけです。
頑張ればあともう1匹入れられるかなと言った感じ。
仕事が忙しいので病気になりにくい魚でないと飼いにくいですね。
淡水水槽にするという手もあったのですが、そこは東上のプライドで
「忙しくても維持できる海水水槽」をコンセプトにしてやっていくことに
しました。以前に比べるとダウングレードしましたが、
私は海水魚を2年以上飼育できた経験が無いですので、そこを目標に
暫くのうちは細々とやっていきます。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E9%AD%9A%E9%A3%BC%E8%82%B2/%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B0%B4%E6%A7%BD%E3%80%80%E5%86%8D%E9%96%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F海水水槽 再開しました