ロードスターは新車時から9年が経過し、純正ビニール幌は限界を迎え
つつありました。特に、ここ2年は住環境が変わり、青空駐車になったため
幌の劣化がより進行したように思います。幌に裂けや穴あきが生じた部分に
関しては、ぺタックスという幌補修テープを貼って凌いでしましたが、
ビニールというのは、年々縮んでいくので、ついにドア部分が寸足らずに
なり、ワイヤーがむき出しになってしまいました。
↑幌補修に役立つぺタックス。黒い幌ともマッチング良好。
オープンカーの幌は消耗品でありますが、交換には高額な費用がかかります。
もしディーラーで幌交換を行うと20万近くはかかるのではないでしょうか。
そこで、できるだけ安く、幌を交換できないか調べたところ
群馬県にあるオープンカー幌専門店
「トップレスフリークス」さんを
見つけました。このショップは、米国のROBBINS社の正規日本代理店で、
中間に業者を挟まないため、最も安価でROBBINS幌を
提供しているショップです。ROBBINS社は自社生産による
オープンカー用幌関連製品を世界の自動車メーカー及び
アフターマーケットへ供給するメーカーで、品質に定評があります。
今回はトップレスフリークスさんに、幌の注文と交換をオーダーしました。
※2021年7月4日~新規注文を停止しております。
再開時期は未定です詳しくはHPをご覧ください。
今回は取り付けコースを選択したため、群馬まで出向いての交換となります。
幌の交換は、提携する「松本シート」さんに直接向かい、車を預けます。
必要であれば、1日1500円で代車を借りることができます。
FIAT500 twin airのデュアロジック車です。0.9L 2気筒ターボで、
2気筒サウンドは上まで回すとバイクみたいでグッとくるいい音です。
途中ワインディングや高速道路を走りましたが、軽快に走ります。
諸事情で、いったん静岡に帰る際、中央道の談合坂を通ったのですが、
120km/hをキープするのは苦ではありませんでしたね。
ただ、デュアロジックは少々癖があるので、好みが分かれるかもしれません。
仕組み上は、クラッチペダルのないMT車みたいなものですからね。
(シングルクラッチで変速に必要なクラッチ操作を機械がやってくれる機構)
変速ショックが大きかったり、あとは壊れやすいなんていう評判も聞きます。
せっかく群馬まで来たので、有名どころを観光してきました。
栃木の日光東照宮です。健康に過ごせるようお参りしてきました。
トップレスフリークスさんは群馬の富岡にあるので、富岡といえば、
世界遺産の富岡製糸場ですね。
観光を楽しんだところで、取り付け店舗に戻ります。幌交換は2日かかります。
朝9時に預けると、翌日昼の12時に完成して引き渡しとなる感じです。
見事な仕上がりです。施工してくださった松本シートの柳沢さんは、
幌交換を何度も行っているので、幌交換のスペシャリストです。
ドルフィングレーに合わせる幌のカラーは、「レッドベリー」にしました。
茶色系も良かったのですが、国内に前例のない組み合わせにしたかったので、
この色にしました。ドルフィングレーのロードスター自体少ないので、
かなり目立つ仕様だと思います。
レッドベリーは落ち着いた赤色でいいですね。NDロードスターの赤幌
はこれよりもワントーン暗い赤で、ROBBINSのラインナップでいうと
ダークチェリーという色に該当します。
この仕様で来年の軽井沢ミーティングにエントリーしてみようかな。
だいぶ他のロードスターと差別化できたと思うし…
幌交換の費用は13万でお釣りが返ってくるぐらいです。
黒幌も落ち着いていてよいですが、イメージチェンジで色を変えてみるのも
オススメします。あと、ビニールよりクロスのほうが質感がいいです。
トップレスフリークスさん、ありがとうございました。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%EF%BC%88nc%EF%BC%89/nc%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%B9%8C%E3%82%92%E4%BA%A4%E6%8F%9BNCロードスターの幌を交換