段階フィルターを使って地表付近は色相をモノクロにすることにより、
水平線付近の緑色を抑えました。星はコントラストと、
二階調化したレイヤーを重ね、レベル補正、ぼかしを効かせて
ソフトフィルターを使わないで撮影した写真をソフトフィルター風に
してみました。補正後が左補正なしの撮って出しは右です。
←拡大用リンク
こちらは冬の精進湖の星景逆さ富士、こちらもソフトフィルター風加工を
施してみましたが、分かりにくいので拡大してご覧ください。
←拡大用リンク
北海道初山別村金毘羅岬からの星景。
サジタルコマフレアが気になりますが、こちらもソフトフィルター風
加工を施しました。たまたまですが、流星も入っています。
←拡大用リンク
使用レンズはCanon EF24mm F1.4LⅡUSMです。
星景撮影に購入しましたが、単焦点で17万は安い買い物ではありません。
しかも、実はこのレンズ、星景色撮影には意外と向いていないことが
分かりました。それは解放絞りの周辺減光とコマフレアの多さです。
実用できるのは実質F2.5くらいからでしょうか、
5DⅢの実用ISOの高さでカバーできていますが、
星景用には別の単焦点レンズの方が適しているかもしれません。
とはいえ、普通の使い方をする分には十分すぎる描写力ですので
カメラマンの腕が追い付かないことのほうが多いです。
特に解放F1.4での背景ボケは素晴らしいです。難しいレンズですが、
キマった時は、抜群の画になる。だから面白いやめられないこの世界。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/%E6%98%9F%E6%99%AF%E6%92%AE%E5%BD%B1/photoshop%20cc%202017%E3%81%A7%E6%98%9F%E6%99%AF%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%82%92%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81Photoshop CC 2017で星景写真をレタッチ