超広角の世界を安価に実現してくれるのが、
Sigma 12-24mm F4 DG HSM|Artです。初代モデルの12-24から数えて3代目の
モデルになるのですが、F4の通しになり、かなり使いやすくなっています。
歪曲は抑えられ、解放絞り時の周辺部の画像の劣化も極力抑えられています。
前玉は出目金でフィルターの装着はできませんが、それ以上にメリットを
感じられる、Artラインらしいレンズになっています。
定価は22万ですが実売価格は16万前後、Canon純正の11-24の半額以下です。
重量は1150gとさすがの重さ、しかし5Dとのマッチングはバランス良好です。
①東大寺
②奈良春日野国際フォーラム
③高千穂峡
④阿蘇の放牧牛
⑤阿蘇パノラマライン
⑥竹瓦温泉
⑦四国カルストの夕暮れ
⑧四国カルストの天の川(撮って出し)
星景撮影では、さすがに周辺部の画質の荒さは、特に高感度にすればするほど
目立ってきます。しかし、このディストーションの少なさと周辺部の画質向上
は、解放絞りでの撮影の幅を広げてくれます。
逆光耐性もこの焦点距離のレンズにしては高く、
ゴーストやフレアも抑えられています。18本の光芒は美しく、
ダイヤモンド富士の撮影にも使えるか、今度試してみたいと思います。
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