当方初めての場所で、初めてのカワセミ撮影ですので飛びモノを
撮影できるほどのノウハウと技術はありませんのでご了承ください。
近場の野鳥撮影には下駄の50ccスクのDioを使います。
爆音マフラーのCBなんかで行ったら顰蹙を買いますからね。
ますます出番が減っているボルドールですが、
ゴールデンウイークにはビーナスラインツーリングを予定しています。
さて、今日は仕事を休んで手持ち野鳥撮影に出かけました。
以前生徒を引率して近所の川を歩いたのですが、
その時カワセミを見つけたので、挑戦してみることに。
その場所に行ってみると既にバズーカの人だかりができていました。
この時はカワセミ撮影なんて、手持ちで何とかなるだろうと
軽く考えている私がいたのですが、すぐにその考えは改めさせられました。
EOS 5D MarkⅢ SIGMA 600mm F6.3 1/360 ISO400
止まりモノなら機材をそろえれば手持ちで誰でも撮影できます。
難しいのは飛びモノです。カワセミがダイブする瞬間を待って
素早い動きにピントを合わせつつ追従するというのは
手持ちでは不可能(待つのが辛いので)ということが分かりました。
やはり三脚が必要だったか…ということで家に帰って三脚を持って
出直しました。望遠の距離を稼ぐために機材はEOS 60Dに変更しました。
ただ60Dだと、連写性能と高感度ノイズ、AF性能に不満があります。
5Dとの比較のために、日陰にいるカワセミを撮影した画像を見てみます。
EOS 5Dでの撮影 F6.3 1/1000 ISO3200
EOS 60Dでの撮影 F6.3 1/1000 ISO3200
どちらも堂々と人に見せられる写真ではありませんが…
やはり高感度にした時の画質は5Dの方が毛並みの質感を出せているように
思えます。60Dの画像はいろいろ弄ってこれなので
やはり無補正の5Dに画質は軍配が上がります。
飛びモノの撮影にはEOS 60Dで挑戦したのですが、
連写速度の遅さが少々気になります。中心1点 AI SERVOで
撮影しようとしましたが、カワセミの動きの予想もつかず、
どこに飛び込んでどの枝に止まるかも分からない状態では
勝負にならないことは言うまでもありません。(よって写真ナシ)
カワセミの動きを知りつくし、撮影ポイントの特性を掴まなければ
ダイブシーンの撮影は不可能であり、初心者がたまに訪れて
バシッと撮れるものではないですね。この場所をホームグラウンドに
している年配カメラマンですら、今日はダメだったと言っていたので
カワセミダイブ撮影の世界は奥が深いです…
極めるなら高性能なカメラとレンズに頑丈な三脚と、照準器だけでなく
経験と知識が必要になるわけです。
上手く撮れないから次もまた挑戦してみようというのが
カワセミの撮影をされる方の原動力になっているのは
間違いないようです。
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