我が家のメインカーは2009年式アクセラスポーツ20Sで、サブが
2012年式NCロードスターという実用車とスポ車のよくある2台体制です。
しかし、来年度から重課税の対象になるのと、年式・走行距離的に
あと一回ぐらい車検を通したら乗り換えだろうと考えていました。
そのため、乗り換え候補を試乗するなどして検討をしている最中でした。
東上的に理想の選択肢として、発売されたばかりのCX-60がありました。
もちろん、真っ先に試乗しています。
XD-HYBRID Exclusive Sportsのロジウムホワイトプレミアムメタリックです。
SUVにはあまり興味のなかった東上ですが、3.3L直列6気筒ディーゼルターボ
エンジンをFRレイアウトでマツダが出してきたことから、
一気に候補に浮上しました。FRの乗り味の良さは
ロードスターでよくわかっています。プレミアムレングスというFR車特有の
フロントタイヤとドアの間のデザインの空間が好みでもあります。
メインカーとして使用する以上、嫁氏が通勤で使うという制約があるため、
1890mmの全幅がネックになります。試乗では、嫁氏にも運転してもらい
SUVならではの視界の良さをウリに全幅はビューモニター等の安全装備で
どうにかなるし、運転しやすいことも分かってもらいました。
金額はXDのS-Packageにオプションを付けて450万と見積もっています。
マツダの場合、モデル初期は煮詰めの甘さがあるのでマイナーチェンジを
待つのが得策と考え、購入時期は3年後と考えていました。
現実的な乗り換え候補として考えていたのが、アクセラの後継モデルの
Mazda3です。気になっていたSKYACTIV Xエンジンの試乗車を一日借りて、
様々な道路環境をチェックしました。
試乗車はe-SKYACTIV X Smart Editionです。16インチホイール仕様は
鼓動デザインとのマッチングで若干違和感を感じますが、最も廉価で
装備がある程度充実しているSKYACTIV Xエンジン搭載車です。
走りの面では、60扁平のタイヤがカーブでよじれるため、18インチに軍配
が上がります。ディーラーの営業曰く足回りは18インチを前提に設計
しているため、16インチでも乗り心地の改善はみられないそうです。
純正はスタッドレスに流用して、夏タイヤ&ホイールは別注する人向けです。
2022改良モデルからサイドにSKYACTIV Xのロゴが入りました。
また、マイルドハイブリッド化され、ウインカーがディミングターンシグナル
(鼓動を表現する光り方をするウインカー)になっています。
こちらも、嫁氏に運転してもらい普段運転しているアクセラと変わらない
運転感覚でいけると高評価でした。
現実的にはこの2台体制だろうと考えていた矢先、アクセラにトラブルが、
AT車にとってはほぼ死を意味するランプでしょう。
信号待ちi-stop動作から復帰後メーター内のDレンジの表示が消え、
3速に入らなくなるトラブルが発生。1速と2速を行ったり来たりしながら
微速でしか進めない状態に。これはATが逝ったな、
修理費的に乗り換えを覚悟しました。
ドナドナされる前の最後の写真を一応撮っておきました。
ここ数年青空駐車になってから、ベロシティレッドマイカの色褪せがひどく、
朱色っぽくなっています。リアウイングはクリアが剥げてしまったので
事故車から外したリアウイングに交換しました。また、ヘッドライトには
水が浸入し、右ヘッドランプが不灯になってしまったので、ユニットごと
交換し、修理費12万でした。結構な額の修理費がかかっています。
この車がメインカーになってからは、遠出はほとんどアクセラでした。
20万キロを目指していましたが、16万キロ弱でのATトラブルでした。
関西方面への遠出もNCの16インチホイールをスタッドレス用にして
雪道を走ったものです。ローダウンしていたのでスタックしそうでしたが。
ディーラーで診断をかけたところ、AT本体のトラブルでなく
ECUとATとの通信不良という診断結果でした。修理費は6万~と安く
修理して乗り続けることも可能でした。しかし、これまでの修理費がかなり
高くついていることを考慮すると、また別のパーツが壊れてさらに修理費が
かかる可能性も否めないことから、乗り換えを決意しました。
しかし、半導体不足の今、新車の納期が比較的早いマツダでも3か月程度、
共働きのため車が2台無いと生活できないため、即納できる車両として、
ディーラー試乗車上がりの中古車をDから提示されました。
アクセラと同等の条件となるとMazda3かCX-30になるのですが、嫁氏は
CX-30のほうを気に入ったようなので、ディーゼルの4駆で探したところ
条件に合う車両が1台だけありました。それが
ディープクリスタルブルーマイカのこの個体です。
無償カラーの中ではあまり人気がないため、被らないという意味では
良い色だと思います。天気によって表情を変えるのは、NCのドルフィングレー
と同じです。納車時にアクセラに使っていた17インチホイールを
スタッドレス用に流用しました。タイヤはWINTER MAXX 02、ホイールは
PIAAのSPORT MESH Ⅱブリリアントハイパーブラックです。
東上は、樹脂パーツが太すぎると思っていたので正直CX-30に乗ることは
ないだろうと思っていたのですが、調べていくうちに魅力にハマっていました。
フロントビュー。第7世代商品群のデザインはとても良いです。
リアビュー
サイドビュー
時刻は夕暮れ時。ボディーの映り込みが様々な表情を見せます。
秋らしい一枚
オーナーの嫁氏。毎日通勤で往復40km乗るので車格の大事さに気づいた
ようです。大きい車のほうが楽ですからね。
ボディーのラインが真っすぐでないところにも拘りを感じます。
内装の質感もこのクラスの車の中ではトップクラスだと思います。
西伊豆の夕日はいいですね。
こちらは別日、富士スバルラインを走行しました。
AWD車なので氷雪路も問題なしです。
富士山から南アルプス方面を見渡す
11月後半なので今シーズンはこれで5合目までの営業は終わりでしょう。
新しい車は快適な装備が当たり前についてくるのでいいですね。
クルーズコントロールやハンドルアシスト、シートヒーターや各種安全装備
CX-30は非常にコスパの高い選択肢だと思います。
距離ガバに拍車がかかりそうです。全然疲れないんです、この車。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/cx-30/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%81%8B%E3%82%89cx-30%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%82%8A%E6%8F%9B%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9FアクセラからCX-30に乗り換えました