前回予告した通り、今回はレイアウトをライブロックにしてサンゴイソギンチャクを追加しました。
同時に照明をLEDに取り換えました。
オトヒメエビは残念ながら人工餌に餌付かず☆になりました。
キヌバリは友人の水槽で絶賛激太り中&白点です。
パイロットのクマノミだけはこの水槽で飼っていますが、問題なくヨウジと混泳できてます。
むしろタイトル画像を見ればわかるとおり仲良しです。
そういえば元からいたスジエビはどうなったかって?それは想像にお任せします。
60水槽にもライブロックをいれました。
ハナミノは背鰭と皮弁が何故かとけています。
寄生虫か成長によるものか?今度淡水浴させることとしましょう。
イソギンはひたすらよく動きます。今日は水温計とガラス側面の間にいました。
比較的強いサンゴイソギンチャクですが、
小型水槽で飼育する場合はプロテインスキマーが必須です。
なお、30cm以下の水槽で飼育するのは無理という記述を見かけますが、
水質と水温さえ気にすればいけると思います。なにしろサンゴイソギンチャクですから。
ちなみにカクレクマノミは入ってくれませんでした。
点灯時間が長くなったのでコケがよく生えます。
さらにブラインシュリンプの食べ残しのせいでスキマーが大活躍です。
見てくださいこのきったない色。
ノコギリヨウジの写真を撮るのは自前のデジタル一眼カメラを使っても難しいのですが、
今回はうまくピントがあってくれました。
ノコギリヨウジはホンソメワケベラと同じくクリーナーフィッシュで、
尾鰭の派手な模様は存在を知らせるためだそうです。
けっこう普通種で、岩陰を覗くといるみたいですが、
主はまだ海では見たことがありません。
写真に写っているのは雄です。
卵を持っていますが、これは育児嚢といい雌が雄の育児嚢に卵を産み付け、
雄が出産するというタツノオトシゴの仲間特有の繁殖方法をとるため
雄が卵を持っているのです。
ただし、海水ヨウジウオの水槽内繁殖は難しく、
他サイト様でも成功例を見たことがありません。
ただでさえ成魚の餌の確保が大変なのに、稚魚の面倒をみるのは無理そうです。
ただ、いったん餌付いてしまえば飼育はさほど苦ではありません。
主の場合、餌付かせるために混泳させている魚を一旦すべて別の水槽に移しました。
そうすると、ストレスに敏感なヨウジウオも落ち着いて餌を食べるようになります。
もちろんストレスに弱い魚なので、換水は時間をかけてゆっくり行ったり
メンテナンスの際に攪乱しすぎないようにすることは
長期飼育するための心がけとしては重要になってくると思います。
生易しい考えでは飼育できない魚です。
http://laytrack.blog.shinobi.jp/%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E9%AD%9A%E9%A3%BC%E8%82%B2/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%AFライブロックとイソギンチャク