うみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記

海水魚採集 海水魚飼育 飼育各論 小笠原 星景撮影 CB400SB Roadster CX-30

うみのおさかな以外の話題がメインになってしまったブログ主の○○やってみたシリーズ。水槽の更新再開しました。

小笠原諸島遠征 5日目(最終日)

大変更新が遅くなりましたが、小笠原遠征最終日の模様です。

小笠原最終日5日目の朝は、guppy氏が一人で朝日を撮りに初寝浦へ

やはり太平洋上は雲がかかっていることが多いです。

父島で最も高い中央山の山頂へ。高いといっても標高319m。

全員起きたところで、お土産を買い漁りに父島のメインストリートに行きます。

パッションフルーツ酒やラム酒、島塩、島ラー油、亀の塩煮等

お土産のバリエーションも多く悩みどころです。

JAでは、南国らしいフルーツが売られています。

父島にはコンビニは無いので、代わりに自販機が充実しています。

ジュースはもちろんアイス、カップ麺等の自販機がずらりと並んでいます。

数ある土産物屋のなかでも、我々が最も注目したのはこのお店

和紙で作られた魚「和紙っ魚(わしっこ)」を販売する和紙の魚が泳ぐ店です。

こんなに大きなマダラハタも和紙製、クオリティが高いです。

東上はユウゼンの和紙っ魚を購入。スタンド込で3600円でした。

出港まで時間があるので、東京都小笠原水産センターを見学。

外の水槽には、ウミガメがいました。

アカハタがびっしり

ここのアカハタは、歯磨きをしてくれるみたいです。

かわいらしいイラストで紹介されています。

説明通りにやってみると、本当に寄ってきて歯磨きをしてくれました。

他のアカバ達もやってほしそうな目でこちらを見てきてかわいいです。

水族館があるので中を見てみましょう。

もちろんユウゼンが泳いでます。

ここではユウゼンのブリードを行っているそうです。

以前アクアテイラーズで売られていたユウゼンygは12万8000円ですから

まだまだ高価な魚です。将来的には安価でショップに出回るかもしれません。

今回持ち帰ったサイズのユウゼンも5~10万ですから、

気楽に飼える魚ではありません。

ここで我々が注目したのはセンネンダイ。珍しい魚ですが、

ここまで大きい個体は見たことがありませんでした。

イシダイ×イシガキダイとイシダイ。なんだか話しかけているように見えます。

コラ画像の素材に使えそうですね笑

さて、寂しいですが、そろそろ出港の時間です。

出港のセレモニーが行われ、いよいよ父島を離れます。

東京に向けて25時間半の船旅が始まります。

ダイビングサービスの船がお見送り

飛び込み写真集

最後は飛び込みで見送ってくれます。皆さん勇気がありますね。




最後は海上保安庁が見送って終了。

アホウドリが船と並走していきます。日没と共にどこかへ去っていきました。

最終日

千葉の館山港に寄港します。

東京湾アクアラインと海ほたる

第二海堡の横を通ります。

丁度消火訓練が行われている最中でした。

羽田を発着する飛行機
 
東京の空が見えてきました。長いようで短かった小笠原遠征、

名残惜しいですが写真が無いのでこれにて幕閉じです。


船で往復50時間以上もかかり、一回の滞在で最低1週間かかる小笠原諸島は、

休みが取れない方々にとってはなかなか行けない場所であります。

私も今後訪れるとしたら老後にあと一回でしょうか、

その時には体力も衰えて今回の様な事は出来ないと思います。

今後父島に空港ができればその限りではありませんが、

おそらく私が生きている間は無いでしょう。

でも、気軽に行けないからこその良さがあるのだと思います。

船旅らしいゆっくりとした時間の流れは

殺伐とした日常からかけ離れた小笠原諸島を繋ぐ交通手段に相応しいです。

帰りも25時間かけてゆっくりと日常へと戻してくれます。

一度に移動できる人が少ないことは、訪れる価値を生みます。

外来生物の持ち込みのリスクも減り、貴重な自然もまた守られます。

小笠原諸島には訪れる価値、そして貴重な自然という

価値を今後も高く保ち続けて欲しいものです。

メタセコイア並木


滋賀県高島市にあるメタセコイア並木に行って参りました。

マキノピックランドからマキノ高原へ抜ける道には2.4kmもの

メタセコイア並木が連なっています。

紅葉を狙って行ったのですが、時期が早かったようです。

今回はNM氏を連れて、2台でツーリングです。
 
NM氏はレンタルバイクでninja400Rを借りて出陣。

250ccクラスやninja400のほうは予約がいっぱいで

これしか空いていなかったので仕方なく旧モデルにしました。

本当は道の真ん中に止めて撮影したかったのですが、

日曜なので車通りが多く、仕方なく路肩に停めて撮影しました。

車通りを気にせず撮影したいなら朝方がいいかもしれません。

ninja400Rのスタイリング&ディティール

試しに乗ってみたのですが、フルカウルのバイクなので

防風性能は優れています。CB400SBでは胸から上に当たっていた風が、

ninja400Rでは首から上に当たる感じでした。

低中速域のトルクは素晴らしく、発進はninjaの方が楽な気がしました。

CBはマフラーを替えているせいもありますが、

低速トルクが弱い気がします。

最高速はCB400SBでは、ぬゆわkm/h出ますが、

ninja400Rの場合ぬやわkm/hが限界でした…という夢を見ました笑

そこは最高出力の違いだと思います。

ウインカーは視認性の良いビルトインタイプが採用されています。

ショートタイプのサイレンサーが採用されており、低重心化に貢献しています。

車重は211kgですが、あまり重さを感じさせませんでした。

リアタイヤサイズは160/60ZR17M/Cと400ccクラスらしい設定。

サイドマフラーのため各メーカから発売されているパニアケースが

取り付けやすくなっています。

サイドバッグはハの字になってしまうため向いていないようです。

メーターパネルはデジタル表示です。

私はアナログ2眼メーターが好きなので、あまり好きではありません。

ガソリンメーターは5段階と、表示が大雑把で残量が分かりづらいです。

今回(11/16日時点)は時期が早すぎたため、紅葉していませんでしたが、

11月下旬にかけ紅葉が進み、見頃になりそうです。

琵琶湖一周ツーリングがてらに、寄ってみるのは如何でしょうか。

以上、ツーリングおすすめスポットの紹介でした。

11月30日追記

前回と同アングルで


丁度見ごろを迎えています。

はじめてのチョウチョウウオ飼育は元禄鯛から


ゲンロクダイ
Roa modestus

ゲンロクダイは温帯種のチョウチョウウオで、比較的深い水深に生息しています。

この個体は和歌山県紀伊大島の養殖イケスから採取されたものを譲り受けました。

あまりショップには入荷されない魚なので、

アクアリウムシーンでは珍しい魚かもしれません。

白地に黄土色の横縞模様が渋カッコいい魚です。

チョウチョウウオなので白点病にかかりやすいため、

十分に気をつけなくてはなりません。導入時に白点を発症していたため

グリーンFゴールド+低比重+連続換水でトリートメントを行っています。

餌は冷凍の殻付きアサリを与え、徐々に人工飼料に慣らしていきます。

チョウチョウウオの飼育は初めてなので、うまく飼えるか分かりませんが

長く飼えるよう頑張っていきます。

小笠原諸島からの採集魚輸送

小笠原からの移動手段は船(おがさわら丸)しかありません。

小笠原諸島で魚を採集し、持ち帰りたい場合、

狭い2等船室に長時間置いておくことを考えると、どのようにするのが良いか

検討した結果、ポリタンクを使用することに落ち着きました。

採集した魚は出港日までスカリに入れ漁港に沈めておきます。

魚をポリタンクに移します。今回はユウゼンという高級魚の輸送のため

万全を期して水量は満タンにしました。

エアーレーションをかけ、ポリタンクに二重に袋を被せます。

船内で水漏れを起こして他の客に迷惑をかけないためです。

エアレーションは電池を切らさないよう十分に気を付けてください。

さらに段ボールの中に入れポリタンクは見えない状態にします。

これは決して後ろめたいことがあるわけではなく、

乗船時に止められたり、他の客とのトラブルを防ぐためです。

小笠原諸島から魚を持ち帰る行為は決して違法ではありませんが、

やはり自然保護派の人間には反感を買いますので、

そういった方とのトラブルを避けるために隠しています。

おが丸乗船時には警察官が立っていますので、

目をつけられて、面倒なやり取りになることを避けるためでもあります。

ポリタンクは市販の20Lのものです。25時間半という輸送時間を考えると

重たいですがこの水量が望ましいと思われます。

さすがにポリタンクを手で持って運ぶのはきついので

荷物運搬用のコロコロを使用します。

2等船室の場合、船室入口から向かっていちばん奥の壁側通路に置くのが

ベターだと思われます。他の通路よりも人通りが少ないため大きな荷物を

置いておけます。エアーレーションの騒音もここなら気になりません。

見た目も普通の荷物?に見えなくもありません笑

ただし多客期は人も荷物も多くなるので、難しくなるかもしれません。


ちなみに今回の輸送は成功し、

小笠原諸島から魚を生きたまま持ち帰ることに成功しました。

小笠原諸島遠征 4日目 海編


4日目の午前はスピアフィッシング(魚突き)遊びをしました。

水中の様子。ハナミノカサゴ

クロユリハゼ Ptereleotris evides

写真はイメージ↑

ブダイ禁止、ハタ縛りで計6匹。500円銛の東上はカンモンハタが限界

ガチ装備のtakosuke氏はバラハタをゲット。今晩の食材になります。

午後は私とtakosuke氏で海に入ることに。NM氏らは釣りで食材調達。

写真は共勝丸とおがさわら丸。takosuke氏と東上は昨日沈めておいた

ユウゼンをチェック中。
 
ははじま丸が入港してきました。


トラブル発生

いざ入水して、前日ユウゼンやレモンピールを目撃したオレンジ色のブイ

付近で潜っているとトラブル発生。

実は昨年の高知県での採集で鼓膜穿孔を起こし、

今までダイビング用耳栓をつけて耳からボコボコ泡を出しながら

無理矢理潜っていたのですが、ついに穴が広がりすぎて中耳に水が浸入…

完全に耳が抜けなくなりました。

これでは、全く潜ることができないので、

残念ながら強制終了です。

耳をかばいながら潜っても、頭が耳をかばうことを考えてしまうので、

余計に酸素を消費しますし、常に左耳から空気を出し続けないと

潜れない状態だったので、鼓膜を再生する治療を受けたいと思います。

非常に残念ですが、当分海水魚採集やダイビングはできないと思います。


レモンピールエンゼル

takosuke氏はカメラを持って水中を撮影しに行きました。

コガネヤッコ(レモンピールエンゼル) Centropyge flavissima 父島-3m
 
綺麗な眼状斑のある幼魚です。

おなじみ、ケントロピーゲのビビり顔。

ビビりヤッコ達。追い込むとぜったい目が合う不思議。

当ブログテーマ写真に採用されたヤリカタギ幼魚

黄色いウミウシ。種類は分からない

暗くなるとそろそろこいつらが活発になってきます。

日没。takosuke氏はこの暗さになるまで海の中にいました。


豪華な夕飯

突いたり、釣ったりした魚は今晩の食材になりました。

takosuke氏が潜っている間、3人は釣りでアカハタやオジサンを調達してきました。

高級食材であるハタ尽くし

オジサン Parupeneus multifasciatus とアカバの煮付け。

オジサンはヒメジの割に微妙でした。

バラハタとカンモンハタの造り。言うまでもなく美味い。

残りはアラ汁、これも美味。

5日目に続きます。

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忙しくても維持できる海水魚水槽をコンセプトに、更新を再開しました。初期の頃の水槽の様子と現在の様子ががらりと変わっており、その変化と、東上の成長が分かるコンテンツとなっております。



沖縄・高知・和歌山・伊豆等をメインフィールドに、熱帯海水魚の素潜り採集をするコンテンツです。鼓膜穿孔が慢性化しており、更新できるかは未定です。



鉄道模型のいわゆる「ジオラマ」を1畳サイズのレイアウトに実現することを目標に、トンネルや草の生やし方など初心者の初心者による初心者のためのレイアウト製作の様子をお伝えします。現在更新を停止しています。



東上が飼育したことのある海水魚について、東上的飼育の方法について紹介するコンテンツです。特にカミソリウオやタツノオトシゴ、ヨウジウオのような特殊な魚を中心に展開しております。日本産の魚種に関しては、採集についても取り上げています。



2014年10月、小笠原諸島父島へ行って参りました。シュノーケリングに海水魚採集、魚突きと、海の遊びを満喫した滞在でした。ユウゼンやレモンピールエンゼル等、日本では小笠原でしか見られない魚種と出会うことができました。小笠原諸島で海水魚採集をする際の解説や注意点はこのリンクをご覧ください。



CB400SBRevoに乗ってツーリング先での出来事や、近畿・中部周辺のツーリングに最適そうな道をレポートしていきます。高知県でのキャンプツーリング×海水魚採集にも挑戦してみました。



ロードスター(NC)の記事です。バイク以外の足が増えたので、夜間の寒い星空撮影も行く機会が増えそうです。ロードスターの紹介やツーリングの記事はここからどうぞ。



星と、風景を一緒に撮るという写真です。なかなか条件が揃わず、撮影は失敗の方が多いですが、条件が揃った時の美しい風景を追い求めて、新月の夜に活動しています。

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HN:
東上本出(あずまがみもといで)
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趣味:
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500000アクセス達成。1年で100000ペースで伸びています。いつもありがとうございます。


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近畿大学水族環境学研究室

東上の母校である近畿大学農学部の研究室です。海水養殖における白点病の原因であるC.irritansについて研究をしています。白点病に関する記事の参考文献とさせていただきました。

Chatan`s Blog

韓国で海水魚採集をされているChatanさんのブログです。日本で採集される魚種の紹介の記事で、当サイトの写真を採用していただきました。外国にも海水魚採集の文化があるとは驚きです。

【金魚の飼い方】初心者向け飼育方法と金魚の種類をご紹介

金魚の飼育方法と、種類について解説をしているサイトです。淡水魚飼育は金魚に始まりますが、金魚に終わるとも言います。淡水魚飼育の基礎を学んでみては。



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