うみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記

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うみのおさかな以外の話題がメインになってしまったブログ主の○○やってみたシリーズ。水槽の更新再開しました。

2021再びの小笠原諸島へ①おがさわら丸編


2014年の小笠原諸島遠征から早7年が経ちました。

大学時代最後の遠征に小笠原を選んだのは、このチャンスを

逃したらもう二度と行けないかもしれないという思いからでした。

前回の小笠原滞在記の最後に今後行けるとしたら

老後にあと1回でしょうかと綴ったのですが、いい意味でその予測は

覆されることになりました。

今回の小笠原滞在に至るまでに、実にいろいろなことがありました。

コロナの影響で昨年3月末に訪れる予定だったのを

職場から圧力をかけられ、無期限の延期にせざるを得なくなり

2航海分の予定をキャンセルしたのは記憶に新しいです。

今回は、1航海のプランに短縮しましたが、コロナの感染状況の

悪化もあり、また行けなくなるのではという不安の日々を送りました。

また、任意(実質強制みたいなもの)でのPCR検査で陰性が

確認されないと乗船できないというハードルもありました。

竹芝を出港する前日、陰性の確認がとれ、

やっとの思いでたどり着くことのできた小笠原、噛みしめながら

滞在記を綴っていきたいと思います。


離島なので、コロナ禍においては感染対策を!

コロナ禍においては、小笠原諸島のような離島は、その医療体制の

弱さから、感染予防対策、特に水際対策が大変重要になります。

小笠原村では、現在独自に「村内コロナウイルス一掃期間」を設定し

不要不急の来島を自粛するよう呼び掛けています。

このようにコロナが落ち着くまでの数年間は、このような措置が

何度か取られることになるかと予想されますので、旅行の計画は

慎重に行ってください。今回は多客期の前半に来島したため、

旅行の日程に一掃期間が設定されることはありませんでしたが、

多客期の後半は、島内でのコロナ陽性者が増加傾向にありました。

多客期の小笠原旅行は、コロナのピークを避けたプランニングが

必要になるかもしれません。おそらく、8月23日竹芝発で旅行を

計画していた人たちは、キャンセルを余儀なくされたと思います。

それを象徴するように、8月27日竹芝発は乗客29名でした。


おがさわら丸は3代目にアップデート

さて、いよいよ乗船です。おが丸は、3代目になり船が大きく、

スピードアップして、所要時間は24時間になりました。

この航路専用の物資を運搬するための船でもあるため、乗客を乗せていても

無理できるよう(笑)、船のロールを防ぐフィンスタビライザーがついています。

前回は2014年の10月に訪れました。

その頃は2代目おがさわら丸が現役であったため、

東京-父島間を25時間30分かけて結んでいました。この25時間30分という数字

今回の行きの船でも思わぬ形でそうなってしまいました。

↑こいつのせいです。特に台風10号が悪さをしてくれました。

海上の台風の強風域をナメてはいけませんね。


島民いわく、船酔いには…アネロン

船室から窓の外を見ると10m近い波が迫ってくるのは圧巻、いや恐怖です。

フィンスタビライザーというのは、船のローリング。つまり横揺れを軽減

するものであって、ピッチング(縦揺れ)を抑制するものではありません。

ですから、軽減された横揺れと大きな縦揺れが複雑に絡んで船体動揺が

起きます。東上は大人になってから乗り物酔いが酷くなったので、

アネロンニスキャップをキメて乗船したのですが、激酔いしました。

高波によるピッチングは、その軸が船体中央付近にあるため、船室は

良いのですが、4デッキの前方にあるレストランでは動揺が激しく

気持ち悪すぎて朝食が喉を通りませんでしたね。廊下では、

気持ち悪くなったオッサンがオエェぇぇぇぇぇぇっとエチケット袋に

吐いている音が聞こえ、貰いGBしそうになりますね。
ええ、ゲームボーイです。


船室について

3代目おがさわら丸は船体が大型化したため、寝台の部屋が先代に比べ

増えました。今回行きの船では特2等寝台を選択しました。

基本的には2名が対面する寝台になっているのですが、部屋の一番奥の寝台は

写真のように1名でもプライベートが保たれる空間になっています。

多客期でなければ、1名で予約した場合はここが割り振られることになります。

これは2014年に乗船したときの写真ですが、乗船時に先着順に番号が振られ、

2等和室のスペースを指定されるといった感じでした。

現在も、番号が割り振られることに変わりはないのですが、

先着ではなく、あらかじめ番号が決まっているので、乗船を急ぐ必要は

ありません。以前は先着順に遅れて後ろのほうの番号だと

エンジンに近くてうるさいなんて話を聞きましたが、

現在はそうではないようです。ただ、一般的に船室の等級が高いほうが

上部のデッキになるため、エンジンから遠くなります。

特等は7デッキ確定、特1等は7か6デッキ、1等は6か5デッキ

特2等寝台は5デッキ確定、2等寝台は5か4デッキ、

2等和室は4か3デッキになります。現在は2等和室でも頭部に仕切りが

あるため、ある程度プライバシーは保たれますし、コロナ禍においては

乗船人数を定員の半分に制限しているため、2等和室は多客期のはずなのに

ガラガラでした。普通に入れたら密になってしまいますからね。


船内での過ごし方

①テレビを視聴する

特2等以上の船室を選ぶと、テレビを見ることができます。
しかしこのテレビ、殆ど役に立ちません。地上デジタルが見られるのは、

東京湾内だけ、つまり最初の3時間です。

BSは映りますが、番組内容はお察し…しかも夜間は見られません。

あとは船内放送の謎アニメと謎映画?いつから始まっているのかわからず

途中から見ても内容がつかめず結局見ません。いちばんマシなのは

ゆるキャラ「おがじろう船長」↑ のおが丸さんぽという動画と、

小笠原の名物などを紹介している動画がいちばん役に立つかなって感じです。


おが丸やはは丸の造船や進水式の様子の動画も流れてました。

東上的に印象に残った話は、高橋船長が「慣れるまでは操船が難しかった」

とインタビューに答えてたところですかね。

おが丸が2代目から3代目になって船体が大きく

なったので、旅客的にはサービス向上したのですが、船体が大きく重くなり

操舵の応答の悪さや、なかなか止まらないといった難しさが出てくるのは

よくわかります。レベチですが東上も小型船舶の免許を持っているので…

二見港の岸壁に船体の後部を擦ってしまった動画上がってましたね。


そんな、割とどうでもよさそうな話を覚えているくらい暇です。

動画で1時間ぐらいは潰せるのではないでしょうか。


②寝る

船酔いしやすい人は寝てしまうのが吉ですね。ただ、人間としての生活

リズムが狂ってしまうので、後でしんどくなる可能性がありますね。

リズムが狂ってしまうのが嫌な人は、22時の消灯時間に合わせて就寝

しましょう。船が大揺れしなければ普通に眠れます。

東上は、台風による揺れのため、行きの船の25時間半の内、

半分以上寝てたかもしれません。


③トビウオとカツオドリのバトルを観察する

行きの船では父島に近づく翌朝以降、帰りは日没まで楽しめます。

残念ながら行きの船では悪天候のため観察できませんでしたが、

↑2014年撮影 できれば400mm以上の望遠レンズがあれば、

おが丸に驚いたトビウオが水面を滑空していく様子を撮影して楽しむことも

できます。そして、船と並行して飛んでいるのが

カツオドリです。くちばしの根元の色で雌雄を判断してください。

写真は雌です。雄は根元が青っぽくなっています。

ちなみに東上は今回の遠征で使ったの機材はEF-Sのキットレンズを

EOS Kiss x7に装着しての撮影のため、お察しください…

カツオドリのほかにオナガミズナギドリなんかもいます。

鳥たちをピン写で撮っても良いのですが、超望遠レンズをお持ちの方は

ミズナギドリやカツオドリの狩りの様子を撮影してみてください。

水面付近に急降下する水鳥がいたら、チャンスです。

トビウオと鳥の両方にピントを合わせるのが至難の業なので、

上級機をお持ちの方は、連射で数百枚とってしまいますね。

キットレンズではこれが限界です。

もっと運がいいと、時期によってはザトウクジラのブロウやブリーチング

ハシナガイルカなどのジャンプが見られることもありま す。


④移り変わる景色を楽しむ

最も顕著なのは、海の色ですね。

東京、竹芝桟橋を出てすぐの海の色です。東京は雨が降ると下水処理が

追いつかないためオーバーフローさせて海に直接う〇こ水を流しています。

オリンピックのトライアスロン競技で問題になるレベルの大腸菌数です。

おが丸がスクリューで巻き上げたう〇こ水は、臭すぎます。

こちらが、父島近海の海の色です。湧き水レベルで綺麗ですね。

竹芝を出港するときには、小笠原海運の写真の方たちがタオルで

見送ってくれます。「いってらっしゃい」と書いてあります。

東京タワーやスカイツリー、フジテレビなどの東京らしい建物を見ましょう。

オリンピックの選手村と、警備にあたる海上保安庁。

羽田空港を発着する飛行機を撮影するのもありですね。

おが丸は竹芝を出港すると向きを変えてレインボーブリッジ下を通過します。

湾内は交通の要所でもあるので、他の大型船も並走していきます。(2014年)

東京湾アクアラインのPA海ほたる。(2014年)

第二海堡、明治時代に作られた洋上要塞。(2014)

空の色が刻一刻と変化する夕暮れ時も良いです。

行きの船では、高波のため7デッキの後部しか外に出られなかったので、

こんな様子でした。丁度雲がかかってしまい日没は見られませんでしたが、

多くの人が集まっていました。

船内放送では、見えてくる景勝や島々を紹介していますので、

耳を傾けてください。高確率でレストランからの放送でぶった切られます。


⑤船内売店、レストラン、ラウンジを利用する。


船内売店では、限定のおが丸人Tシャツや、

CHUMSとのコラボTシャツが売られています。東上はコラボT買いました。

1回目の洗濯でめっちゃ色落ち&色移りするので気を付けてください。

船内レストランは、2代目に比べ大きくなり、座席数も増えました。

1人の場合は、外を眺められるこの席がオススメ。

島塩で食べるステーキ

オススメは国産地鶏のガーリックチキン黒飯付きです。

島内ではニンニクがガッツリ効いたメニューが少ないので、

普段からニンニク好きでよく食べる方は禁断症状が出る前に補給しましょう。

軽食がいいという方は、7デッキ後部のラウンジで軽食を販売しています。

7デッキのラウンジ入り口には見覚えのある魚たちがいました。

「和紙の魚が泳ぐ店」の和紙っ魚(わしっこ)です。

小笠原に行くと欲しくなるので、貰いものも含めて現在家に6匹います。


⑥星を観察する


星の撮影は、船体が動揺しているため大変難しく、ISO感度を限界まで

上げて短い時間でシャッターをきらないとブレてしまいます。

そのため天の川を写してそれっぽい写真を撮るのは困難です。

太平洋上なので、星は綺麗なのですが、8デッキの中央のベンチから

空を眺めると、床を照らしている照明が邪魔をして意外と見づらいです。

ある客が、照明に巾着袋をかぶせていましたが、

「危ないよ」と怒られていました。個人的には暗くてよかったんですけどね。

船が結構明るいです。ちなみにデッキに出られるのは午後10時までです。

ペルセウス座流星群が近かったので、結構流れていました。

今年のペルセウス座流星群を見れた数少ない人々のうちの一人です。

本州はずーっと嫌がらせのように雨でしたからね。

流星群が近くなくても、散発的に出現する流星が結構見えるので、

照明のほうに手をかざしながら、全天を広く浅く見渡すとよいです。

これで1時間ぐらいは時間がつぶせます。

以上、おがさわら丸での過ごし方でした。


同じ航海で乗っていたYoutuberの方が、動画をUPしていますので、

そちらも紹介しておきます。

おがさわら丸、24時間の最高の旅が台風に直撃!


この時期のおがさわら丸は着発便といって父島折り返し運用なのですが、

台風で海が荒れすぎて、東上が父島に到着した後は折り返しせず、

翌朝8時の出航となりました。動画を見るとものすごいピッチングです。

台風10号の影響で18時間半遅れで出航する おがさわら丸



2021 再び小笠原諸島遠征に行ってきます



前回2014年の滞在では、父島に実質3日間の滞在でしたが、

今回は着発便のため4日間滞在する予定です。

前回の滞在ではできなかったアクティビティや、

水中映像、生物との出会いをお伝えできればと思います。

前回滞在時の映像で、未収録だったベニゴンべ、ユウゼン、

アカガシラカラスバトの映像を追加し、余計なテロップを入れず

手ブレ補正をかけて再アップロードしました。

どのような様子だったのか伝われば幸いです。

小笠原諸島遠征 5日目(最終日)

大変更新が遅くなりましたが、小笠原遠征最終日の模様です。

小笠原最終日5日目の朝は、guppy氏が一人で朝日を撮りに初寝浦へ

やはり太平洋上は雲がかかっていることが多いです。

父島で最も高い中央山の山頂へ。高いといっても標高319m。

全員起きたところで、お土産を買い漁りに父島のメインストリートに行きます。

パッションフルーツ酒やラム酒、島塩、島ラー油、亀の塩煮等

お土産のバリエーションも多く悩みどころです。

JAでは、南国らしいフルーツが売られています。

父島にはコンビニは無いので、代わりに自販機が充実しています。

ジュースはもちろんアイス、カップ麺等の自販機がずらりと並んでいます。

数ある土産物屋のなかでも、我々が最も注目したのはこのお店

和紙で作られた魚「和紙っ魚(わしっこ)」を販売する和紙の魚が泳ぐ店です。

こんなに大きなマダラハタも和紙製、クオリティが高いです。

東上はユウゼンの和紙っ魚を購入。スタンド込で3600円でした。

出港まで時間があるので、東京都小笠原水産センターを見学。

外の水槽には、ウミガメがいました。

アカハタがびっしり

ここのアカハタは、歯磨きをしてくれるみたいです。

かわいらしいイラストで紹介されています。

説明通りにやってみると、本当に寄ってきて歯磨きをしてくれました。

他のアカバ達もやってほしそうな目でこちらを見てきてかわいいです。

水族館があるので中を見てみましょう。

もちろんユウゼンが泳いでます。

ここではユウゼンのブリードを行っているそうです。

以前アクアテイラーズで売られていたユウゼンygは12万8000円ですから

まだまだ高価な魚です。将来的には安価でショップに出回るかもしれません。

今回持ち帰ったサイズのユウゼンも5~10万ですから、

気楽に飼える魚ではありません。

ここで我々が注目したのはセンネンダイ。珍しい魚ですが、

ここまで大きい個体は見たことがありませんでした。

イシダイ×イシガキダイとイシダイ。なんだか話しかけているように見えます。

コラ画像の素材に使えそうですね笑

さて、寂しいですが、そろそろ出港の時間です。

出港のセレモニーが行われ、いよいよ父島を離れます。

東京に向けて25時間半の船旅が始まります。

ダイビングサービスの船がお見送り

飛び込み写真集

最後は飛び込みで見送ってくれます。皆さん勇気がありますね。




最後は海上保安庁が見送って終了。

アホウドリが船と並走していきます。日没と共にどこかへ去っていきました。

最終日

千葉の館山港に寄港します。

東京湾アクアラインと海ほたる

第二海堡の横を通ります。

丁度消火訓練が行われている最中でした。

羽田を発着する飛行機
 
東京の空が見えてきました。長いようで短かった小笠原遠征、

名残惜しいですが写真が無いのでこれにて幕閉じです。


船で往復50時間以上もかかり、一回の滞在で最低1週間かかる小笠原諸島は、

休みが取れない方々にとってはなかなか行けない場所であります。

私も今後訪れるとしたら老後にあと一回でしょうか、

その時には体力も衰えて今回の様な事は出来ないと思います。

今後父島に空港ができればその限りではありませんが、

おそらく私が生きている間は無いでしょう。

でも、気軽に行けないからこその良さがあるのだと思います。

船旅らしいゆっくりとした時間の流れは

殺伐とした日常からかけ離れた小笠原諸島を繋ぐ交通手段に相応しいです。

帰りも25時間かけてゆっくりと日常へと戻してくれます。

一度に移動できる人が少ないことは、訪れる価値を生みます。

外来生物の持ち込みのリスクも減り、貴重な自然もまた守られます。

小笠原諸島には訪れる価値、そして貴重な自然という

価値を今後も高く保ち続けて欲しいものです。

小笠原諸島からの採集魚輸送

小笠原からの移動手段は船(おがさわら丸)しかありません。

小笠原諸島で魚を採集し、持ち帰りたい場合、

狭い2等船室に長時間置いておくことを考えると、どのようにするのが良いか

検討した結果、ポリタンクを使用することに落ち着きました。

採集した魚は出港日までスカリに入れ漁港に沈めておきます。

魚をポリタンクに移します。今回はユウゼンという高級魚の輸送のため

万全を期して水量は満タンにしました。

エアーレーションをかけ、ポリタンクに二重に袋を被せます。

船内で水漏れを起こして他の客に迷惑をかけないためです。

エアレーションは電池を切らさないよう十分に気を付けてください。

さらに段ボールの中に入れポリタンクは見えない状態にします。

これは決して後ろめたいことがあるわけではなく、

乗船時に止められたり、他の客とのトラブルを防ぐためです。

小笠原諸島から魚を持ち帰る行為は決して違法ではありませんが、

やはり自然保護派の人間には反感を買いますので、

そういった方とのトラブルを避けるために隠しています。

おが丸乗船時には警察官が立っていますので、

目をつけられて、面倒なやり取りになることを避けるためでもあります。

ポリタンクは市販の20Lのものです。25時間半という輸送時間を考えると

重たいですがこの水量が望ましいと思われます。

さすがにポリタンクを手で持って運ぶのはきついので

荷物運搬用のコロコロを使用します。

2等船室の場合、船室入口から向かっていちばん奥の壁側通路に置くのが

ベターだと思われます。他の通路よりも人通りが少ないため大きな荷物を

置いておけます。エアーレーションの騒音もここなら気になりません。

見た目も普通の荷物?に見えなくもありません笑

ただし多客期は人も荷物も多くなるので、難しくなるかもしれません。


ちなみに今回の輸送は成功し、

小笠原諸島から魚を生きたまま持ち帰ることに成功しました。

小笠原諸島遠征 4日目 海編


4日目の午前はスピアフィッシング(魚突き)遊びをしました。

水中の様子。ハナミノカサゴ

クロユリハゼ Ptereleotris evides

写真はイメージ↑

ブダイ禁止、ハタ縛りで計6匹。500円銛の東上はカンモンハタが限界

ガチ装備のtakosuke氏はバラハタをゲット。今晩の食材になります。

午後は私とtakosuke氏で海に入ることに。NM氏らは釣りで食材調達。

写真は共勝丸とおがさわら丸。takosuke氏と東上は昨日沈めておいた

ユウゼンをチェック中。
 
ははじま丸が入港してきました。


トラブル発生

いざ入水して、前日ユウゼンやレモンピールを目撃したオレンジ色のブイ

付近で潜っているとトラブル発生。

実は昨年の高知県での採集で鼓膜穿孔を起こし、

今までダイビング用耳栓をつけて耳からボコボコ泡を出しながら

無理矢理潜っていたのですが、ついに穴が広がりすぎて中耳に水が浸入…

完全に耳が抜けなくなりました。

これでは、全く潜ることができないので、

残念ながら強制終了です。

耳をかばいながら潜っても、頭が耳をかばうことを考えてしまうので、

余計に酸素を消費しますし、常に左耳から空気を出し続けないと

潜れない状態だったので、鼓膜を再生する治療を受けたいと思います。

非常に残念ですが、当分海水魚採集やダイビングはできないと思います。


レモンピールエンゼル

takosuke氏はカメラを持って水中を撮影しに行きました。

コガネヤッコ(レモンピールエンゼル) Centropyge flavissima 父島-3m
 
綺麗な眼状斑のある幼魚です。

おなじみ、ケントロピーゲのビビり顔。

ビビりヤッコ達。追い込むとぜったい目が合う不思議。

当ブログテーマ写真に採用されたヤリカタギ幼魚

黄色いウミウシ。種類は分からない

暗くなるとそろそろこいつらが活発になってきます。

日没。takosuke氏はこの暗さになるまで海の中にいました。


豪華な夕飯

突いたり、釣ったりした魚は今晩の食材になりました。

takosuke氏が潜っている間、3人は釣りでアカハタやオジサンを調達してきました。

高級食材であるハタ尽くし

オジサン Parupeneus multifasciatus とアカバの煮付け。

オジサンはヒメジの割に微妙でした。

バラハタとカンモンハタの造り。言うまでもなく美味い。

残りはアラ汁、これも美味。

5日目に続きます。

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忙しくても維持できる海水魚水槽をコンセプトに、更新を再開しました。初期の頃の水槽の様子と現在の様子ががらりと変わっており、その変化と、東上の成長が分かるコンテンツとなっております。



沖縄・高知・和歌山・伊豆等をメインフィールドに、熱帯海水魚の素潜り採集をするコンテンツです。鼓膜穿孔が慢性化しており、更新できるかは未定です。



鉄道模型のいわゆる「ジオラマ」を1畳サイズのレイアウトに実現することを目標に、トンネルや草の生やし方など初心者の初心者による初心者のためのレイアウト製作の様子をお伝えします。現在更新を停止しています。



東上が飼育したことのある海水魚について、東上的飼育の方法について紹介するコンテンツです。特にカミソリウオやタツノオトシゴ、ヨウジウオのような特殊な魚を中心に展開しております。日本産の魚種に関しては、採集についても取り上げています。



2014年10月、小笠原諸島父島へ行って参りました。シュノーケリングに海水魚採集、魚突きと、海の遊びを満喫した滞在でした。ユウゼンやレモンピールエンゼル等、日本では小笠原でしか見られない魚種と出会うことができました。小笠原諸島で海水魚採集をする際の解説や注意点はこのリンクをご覧ください。



CB400SBRevoに乗ってツーリング先での出来事や、近畿・中部周辺のツーリングに最適そうな道をレポートしていきます。高知県でのキャンプツーリング×海水魚採集にも挑戦してみました。



ロードスター(NC)の記事です。バイク以外の足が増えたので、夜間の寒い星空撮影も行く機会が増えそうです。ロードスターの紹介やツーリングの記事はここからどうぞ。



星と、風景を一緒に撮るという写真です。なかなか条件が揃わず、撮影は失敗の方が多いですが、条件が揃った時の美しい風景を追い求めて、新月の夜に活動しています。

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東上の母校である近畿大学農学部の研究室です。海水養殖における白点病の原因であるC.irritansについて研究をしています。白点病に関する記事の参考文献とさせていただきました。

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【金魚の飼い方】初心者向け飼育方法と金魚の種類をご紹介

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