うみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記

海水魚採集 海水魚飼育 飼育各論 小笠原 星景撮影 CB400SB Roadster CX-30

うみのおさかな以外の話題がメインになってしまったブログ主の○○やってみたシリーズ。水槽の更新再開しました。

2015年も宜しくお願いします


撮影地 山梨県山中湖村 花の都公園 2014.12.31 PM3:32
1/100 F22 ISO100 18mm(EF-S)

あけましておめでとうございます。昨年と同様、初めの写真は富士山です。

ダイヤモンド富士の撮影を試みたのですが、

山頂中央付近に厚い雲がかかってしまったため、

太陽の沈む位置が左にずれるような方角から撮影しました。

山中湖周辺では、3月頃まで撮影できるそうなので

気象条件の良い日に再撮影できればと思います。

撮影地 静岡県裾野市須山 国道469号沿い 2014.12.30 AM7:55

手前に障害物をできるだけ写したくないならば、

陸上自衛隊東富士演習場沿いの公道から撮影すると人工物が写りません。

この時期は山頂付近の天候が不安定なので撮影条件が厳しいです。

比較的天候の安定している2月頃がいいかもしれません。

今年の目標

大型二輪の免許を取得
豆サイズじゃないサザナミヤッコを採取すること
ケントロヤッコ3種採集達成
レアチョウを採る(当ブログにおける格付け☆3.5以上)
ゲンロクダイを年単位で飼育
水槽のアップグレード
鉄道模型レイアウトを3分の1製作

今年から忙しくなるので、海水魚採集やツーリングには

なかなか行けなくなると思いますが…

そんな中でも、2015年は読者様の期待に添えるような内容の濃い

コンテンツを配信していけるよう頑張っていきたいと思います。

こちらもよろしくお願いします


「あかばくん」
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フォローしていただくと、更新情報をお知らせします。
その他、ブログ記事では知りえない情報もいろいろ。
いきなりホンタコが落下

年末年始で実家に帰省中のため、匠氏に水槽の面倒を頼んでいたのですが、

その匠氏から連絡が入り、コエダナガレハナが

落下しひっくり返っている画像が送られてきました。

この状態は非常にまずいので、すぐに直してもらいましたが

これがきっかけで共肉が剥がれて死ぬ可能性があります。

数日間は様子を見てもらわなくてはなりません。

こういったトラブルが起きるのは決まって外出中なんです。

こういうトラブルに直面した時が、アクアリウムを嫌になる瞬間です。

匠氏本当にありがとうございました。

2014年の振り返り

2014年も残り僅かとなりましたが、皆様は如何お過ごしでしょうか。東上の2014年は、海に潜っていたというよりも、バイクに乗っていた印象の方が強いです。そして、今年の初めに立てた目標ですが、全て達成できませんでした(笑)。私如きが設定する目標にしてはハードルが高すぎました。来年はもう少し身の丈に合った目標を設定したいと思います。

2014年の目標一覧
耳を完治させる→治すどころか無視して潜ってむしろ悪化してますw
Chaetodon属20種以上採集採取→16種から増えてません。
Centropyge属6種以上採集達成→2種から増えてません。
Pomacanthus属2種以上採集達成→サザナミヤッコも採れないヘボです。
その他ヤッコ2種以上採集達成→シテンを採り逃がしヘボ採集家確定w
新規導入魚以外の死亡ゼロ→ソメワケとか死にました
LPSの色揚げ→現状維持?
サンゴ飼育の高密度化→寧ろ死んだので密度が下がりました…
鉄道模型レイアウト制作は3分の1を完成させる→「…」
400ccのバイクに乗り、日本各地を遠征→日本各地は行けてない…
大型二輪免許取得→金が無いので後回し…

目標を一つも達成できなかった2014年でしたが、備忘録として今年の出来事をまとめてみました。ただ一つ言わせていただきたいのは。
今年は海水魚採集に全然行ってません。

2014.01.16 ツツマルハナサンゴが溶けた…
記事 ハダムシその後・ハナサンゴ溶ける…

新年早々、ハナサンゴを溶かすというミス。完全にレイアウトを失敗していました。ナガレハナ属のサンゴで最も刺胞毒の弱いハナサンゴをホンタコと接触状態にしたため、ハナサンゴが負けて死にました。それにしてもライブロックのコケが酷い。

2014.02.06 CB400 Super BOR D'OR '08納車
記事 バイク乗りはじめました

ついに欲しかったバイクを購入。ロングツーリングの快適性重視なのでスーフォアではなくボルドールです。ロングツーリングを繰り返した結果、なんと今年だけで12000km以上も走行してしまいました。こうなったらもう乗り潰すしかありません。

2014.02.16 鳥羽展望台ツーリング
記事 鳥羽展望台ツーリング

三重ってどうしてこうパッとしない風景なんでしょうね。久居とか松阪の辺りって遠くに山、近くは田んぼと立て看板、道沿いは大型のホムセンとかガソスタしかないイメージです。あんまり三重をディスると…おっと誰かが来たようだ

2014.03.16 嵐山ツーリング
記事 嵐山ツーリング

京都といえば嵐山。KUNI氏とフレッチェ氏と共に初めてのマスツーリングです。野郎3人でリア充が多そうなところに行ってやりました。なんだか微妙な気分になりました。

2014.03.26 竹田城ツーリング
記事 竹田城ツーリング

TKG氏と共に兵庫県朝来市にある竹田城跡に行ってきました。竹田城はリニューアル工事(残念化)が終わった直後で柵などの人工物が増えており、以前より残念な姿になってしまいました。

2014.04.12 琵琶湖バレイ桜ツー
記事 琵琶湖バレイ桜ツー

NM氏の車と共に、琵琶湖バレイの桜をバックに写真を撮ろうということで行ったのですが、写真が下手すぎてダメダメでした。桜も7分咲きで微妙でした。微妙ばっかり。

2014.04.13 マダラハナダイ
記事 マダラハナダイがやってきた

興味本位でB品のマダラハナダイを購入したのですが、結論を言うとB品は買わない方がいいです。あとマダラハナダイを飼うときは水温を25℃以下に抑えましょう。白点が出て水槽が終わります。それにしてもコケが酷い(2回目)。

2014.05.14 CB400SBにETCを装着
記事CB400SBにETCを装着

高速道路をガンガン走る東上にとってETCの装着は革命的でした。バイクで一般レーンを通る煩わしさがこれで解消されました。

2014.06.26 魚が死にまくる
記事 コエダナガレハナの水ぶくれ症状・お星さま続出

オカマハナダイを筆頭にマダラも逝き、コエダナガレハナはなんだか不調。サンゴが飼える水質=魚が飼える水質というわけではないようです。リーフタンクでの魚の飼育には十分注意を。

2014.08.14 キャンプツーリング×海水魚採集
記事 高知海水魚採集+キャンプツーリング 海水魚採集 in高知 2014年8月
 
当ブログ始まって以来の基地外企画「キャンプツーリング×海水魚採集」です。この噂を聞いた友人や後輩達は、皆口をそろえて「東上は基地外」と言いました。まあ東上にとっては褒め言葉みたいなものです。疲労の為か採れた魚は雑魚ばかり。良い子のみんなは海水魚採集は車で行きましょう。本当にマネしないでください。
マネしたい方はこちら→キャンプツー×海水魚採集

2014.08.26 またまた星に

記事 あーーーーーーーーまた★になった

ちょっと家を空けている時に限って魚に何かが起こるのは、アクアリウムあるあるです。ソメワケが死んだのはかなりショックでした。これ以来30cmHiタイプ水槽は放置状態です…

2014.09.08 タツノオトシゴ採集
記事 漁港でタツノオトシゴ採集 2014年9月

福井県某所でタツ採集をしました。タツ以外にもいろいろな魚が採れて面白かったです。たまには漁港採集も悪くないと思いました。

2014.09.10 スーパームーン
記事 月撮ってみました

意外にも、どんなカメラでも望遠レンズがあれば月の詳細な画像を撮ることができるということを知ったので、試しに撮ってみました。

2014.10.12 京都モーターサイクルショー
記事 京都モーターサイクルショー

無料でバイクに跨り放題、見放題、試乗しまくれるイベント「京都モーターサイクルショー」に行って参りました。普通二輪免許で大型バイクに試乗できたので、3人とも大型二輪の免許が欲しくなり、まんまと教習所のワナにハマったのでした。

2014.10.24~10.29 小笠原諸島遠征
記事 小笠原諸島遠征 1日目 小笠原諸島遠征 2日目
海水魚採集 in小笠原諸島父島 2014年10月(小笠原諸島遠征3日目)
おがさわらのうみ【動画】 小笠原諸島遠征 4日目 NM氏 guppy氏編
小笠原諸島遠征 4日目 海編 小笠原諸島遠征 5日目(最終日)

今年最大のイベントは小笠原諸島への遠征です。とにかく語ることが多いので詳細は各記事をご覧ください。

2014.11.19 ゲンロクダイがやってきた
記事 はじめてのチョウチョウウオ飼育は元禄鯛から

近海産の温帯種チョウチョウウオであるゲンロクダイがやってきました。めったにショップに出回らない魚なので大事に飼いたいものです。

2014.11.21 メタセコイア並木
記事 メタセコイア並木

NM氏と共に琵琶湖を一周しました。メタセコイアはまだ紅葉しておらず、天気も曇り空でまたまた微妙な写真が出来上がりました。

2014.12.14 ふたご座流星群
記事 ふたご座流星群 2014.12.14

実はこの前にしし座流星群を撮りに行ったのですが、その時はあまりにも流れる星が少なかったため成果なしでしたが、今回はHR50(1時間に流れる数)以上だったので画面にうまく入ってくれました。


こうやって振り返ってみるとツーリングばかり行ってますね。今年は採集2回しか行ってません。こうなったらブログタイトルを「CB400SBで日本各地巡り@東上本出の日記」とかに変えてしまえばいいですね、エイプリルフール企画で変えてみるのもありかも。

来年2015年のことですが、4月より忙しくなるので更新頻度が今より下がる可能性が濃厚です。出来る限りコンテンツの充実に努めてまいりますが、何卒ご容赦ください。拠点が関西から関東に移りますので、ツーリングや日常ネタではまた違った情報を提供できると思います。海水魚採集は伊豆を中心に遠征では沖縄を予定していますが、行く回数は今年と同程度になるかもしれません。

2014年もいろいろありましたが、来年も当ブログを宜しくお願いします。

それでは皆様よいお年を。

SNSアカウントと連携しました

最近、東上はSNSアカウントとブログを連携させてみようと思い、Facebookを始めてみたのですが、全然使い勝手が分からずに、まずハンドルネームである「東上 本出」の名前で個人アカウントを作ってしまいました。しかし利用規約を読むと、どうやらこれは規約違反だそうで…

何故ならFacebookの個人アカウントは実名で登録しなくてはならないからです。

このままだと運営に垢BAN(アカウント停止)されかねないと思い、企業や自営業の個人店がFacebookアカウントを持っているように、当サイトの公式アカウントを作ることができないかと調べたところ、

web活用支援サイトである「2843」さんに記載がありました。 http://2843.jp/tutorial/create-facebook-business-account-revised-version-201401/2014/01/28/

この記事を基にうみのおさかなのいろいろ@東上本出の日記の公式アカウントを作成しました。

企業や一般サイトが持つFacebookアカウントはビジネスアカウントと呼ばれるもので、個人アカウントとは機能が少し違います(友達申請が出来ない等)。

Facebook×うみのおさかな

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公式アカウントでは、当サイトがブログである性格上、過去の記事が埋もれてしまうため、埋もれてしまった記事の中でも、検索エンジンの上位に表示される有益なコンテンツについて紹介したり、最新の更新情報、その他当サイトの読者様向けの情報をお送りする予定です。

当サイトに興味を持っていただけたり、共感できた方がいらっしゃいましたら、いいね!を押していただけると光栄です。


Twitter×うみのおさかな

東上本出のTwitterアカウントです

twitter

Twitter
https://twitter.com/azumagami
主に東上の個人的なツイートです
Twitterアカウントもありますが、こちらは主に個人アカウントとしての意味合いが強いので、興味がある方はフォローしていただけると嬉しく思います。

また、記事の下にソーシャルバーを設けましたのでそちらから簡単にいいね!やツイートをしていただけますのでご利用ください。 

白点キラー(サンゴ水槽用)の生体への影響


 今日は、久々に60cmLPS水槽の話です。現在60cm水槽に入っているサンゴは、

ナガレハナサンゴ コロニー 先端グリーン 1年7ヶ月飼育
コエダナガレハナサンゴ ブランチ枝グリーン 1年5か月飼育
コエダナガレハナサンゴ ブランチ先端イエロー  1年0ヶ月飼育
コエダナガレハナサンゴ コロニー 褐色 1年0ヶ月飼育
カワラフサトサカ 2年0ヶ月飼育

の5個体です。トサカに関しては長期飼育の域に達してきたのではないかと思います。ろ過システムは90cm水槽用外部濾過による強制式で、プロテインスキマーはプリズムスキマーを使用していますが、このシステムではシビアな部分が多く、限界を感じ始めています。

 以前はこの水槽でサンゴと一緒にハナダイを飼っていましたが、病気にかかってしまい、リーフタンクのため魚を取り出してトリートメントをすることもままならず、☆にしています。

 以前紹介した、サンゴ水槽で飼育している魚の病気を治療することができると謳っている、サンゴ水槽用白点キラーですが、ハナダイ達の白点治療に使用することを渋ってしまった理由があります。

 白点キラーの使用法は100Lの飼育水に対し10mlが規定量で、水槽に投入する際は水で10倍以上に薄め、10分以上かけて水槽に入れること、これを1日朝晩2回、連続5日使用することと記載されています。このように5日間白点キラーを継続的に使用すると、一部のサンゴの状態が非常に悪くなることがあるのです。

 この一部のサンゴとはカワラフサトサカのことで、昼間点灯中であるにもかかわらず、1次ポリプすら開かない状態になっています。この状態が続くと、飼育水の水面に膜が張り出します。つまりトサカが溶けているのです。しばらく経ってトサカは状態を持ち直しましたが、一歩間違えれば水槽崩壊です。サンゴ水槽用白点キラーは、全てのサンゴや無脊椎動物に悪影響を及ぼさずに使用することができるわけではないようです。

 最近、セナキルリスズメダイを30cm水槽から、このリーフタンクに移したのですが、入れた直後に白点を出してしまったので、仕方なくサンゴ水槽用白点キラーを規定量投入しました。すると…

コケトリ用のクマノコガイとハナビラダカラがお亡くなりになりました。地味にハナビラダカラは3年前からいる最古参の生体でした。やはりサンゴ水槽用白点キラーはサンゴ以外の無脊椎動物にも悪影響を及ぼすようです。他のクマノコやマガキ達もどうも元気が無いようで、コケ取りの効率が落ち気味です。

コケトリ貝が減ったせいで水槽はこの状態…
厄介なトロロ藻+ヒゲゴケ+茶ゴケのフルコンボです。

 以上のようにサンゴ水槽用の白点キラーは、全ての無脊椎動物に影響が無いわけではなく、一部影響を受け死亡したり調子を落とす生体もいるということを、頭に入れておいた方がいいと思います。サンゴ水槽で魚を飼う際は、水量やろ過に十分に余裕があるシステムで飼育し、殺菌灯やオゾナイザー、プロテインスキマーを使用して水質を清浄に維持し、そもそも魚を病気にしないことが最も重要だと思います。もしもリーフタンクで魚を病気にしてしまった際に、魚を捕獲せずに治療を行いたい(レイアウトを崩したくない)場合の最終手段として、サンゴ水槽用白点キラーを使用するべきで、できる限り白点キラーに頼らないよう飼育をしたいものです。

 そもそも無脊椎動物である白点虫(C.irritans)に対して効果がある薬品が、他の無脊椎動物に全く影響が無いわけがありませんので、
白点に効いてサンゴは大丈夫なんていう都合のいい話はありません。
おそらくですが、サンゴ水槽用の白点キラーは魚水槽用の白点キラーの効き目を弱くしたものと考えられるので、白点病などの病気治療の効果も同様に弱くなっていると考えられます。

今まで使用した人工海水をインプレッション


 東上はこの3年でさまざまな人工海水の銘柄を使用してきましたが、今回は今まで使用したことがある人工海水について、東上の個人的な感想を交えたインプレッションをお送りします。
 今回は私が今までに使用した、テトラマリンソルトプロ・ライブシーソルト・レッドシーソルト・コーラルプロソルト・リーフクリスタルについてのインプレを書かせていただきます。

テトラ マリンソルト プロ

価格(安価であるか) ☆☆☆☆☆
魚水槽での使用 ☆☆☆
サンゴ水槽での使用
溶けやすさ
保存性(固まりにくさ) ☆☆☆
品質安定性 ☆☆☆

 テトラ社から発売されている人工海水。多くの小売店で販売されており、いちばん目にする機会が多いのではないかと思います。「すぐに溶ける人工海水」とパッケージに記載されていますが、個人的にこの塩は溶けにくいと感じました。パッケージに描かれているイラストからこの塩は、魚やイソギンチャク・ソフトコーラル向けであることがうかがえます。価格は安く、600Lバケツの物が5000円台後半、200×4(袋入り)計800Lの段ボール入りが6000円台前半の価格で入手できます。
製品ラインナップと価格設定は次の通りです。
  • 楽々水替えパック10L×5 1000円前後
  • 50L(袋)1000円前後
  • 100L(袋)1000円台前半
  • 200L(袋)2000円台前半
  • 600L(バケツ)5000円台後半
  • 800L(業務用(200L用袋×4))6000円台前半
テトラマリンソルトプロは、低価格かつ、必要十分の品質を持っているため海水魚飼育にあまりお金を掛けられないライトユーザーにもおすすめできる人工海水だと思います。

ライブシーソルト

価格(安価であるか) ☆☆
魚水槽での使用 ☆☆☆☆
サンゴ水槽での使用
溶けやすさ ☆☆☆☆
保存性(固まりにくさ) ☆☆☆
品質安定性 ☆☆☆☆☆

 デルフィス社から発売されている人工海水。今回比較する人工海水の中では唯一の国産品です。使用している原料も国産のため、信頼性の高い製品だと思います。原料は岩塩や海水を使用せず全てケミカル(化学合成物質)を使用しているため、品質が安定しているともいえます。この製品の特長としては、pH緩衝能力が高いため、カルキ抜きがいらないという点が挙げられます。メーカー側はサンゴ水槽でも魚水槽でも使用可能としていますが、KHがかなり低いためサンゴの飼育では添加剤を入れることになると思います。価格は国産ということもあり少々高めですが、魚水槽ではコンディション良く飼育することができる良い製品だと思います。
製品ラインナップと価格設定は以下の通りです
  • 25L(袋)1000円前後
  • 100L(袋)2000円前後
  • 200L(袋)2000円台後半
  • 600L(業務用(200L用袋×3))7000円台
マリンアクアリウム専門店でないと置いていないイメージがあるので、店頭での入手性はあまり良くないような気がします。

レッドシーソルト

ゴミ箱として使用中(笑)
価格(安価であるか) ☆☆☆
魚水槽での使用 ☆☆☆
サンゴ水槽での使用
溶けやすさ ☆☆   
保存性(固まりにくさ) ☆☆☆
品質安定性

 MMC企画レッドシー事業部から発売されているレッドシーソルトです。紅海の海水を天日干しにして製造しており、天然由来の人工海水です。そのためか、品質にばらつきがあるように感じます。水質を計測すると、レッドシー社が公称している数値に及ばないことが多々あり、溶かした直後のpH(実測値)は8.0を上回ることがありませんでした。そのため敏感なサンゴは調子を落とすことがあり、東上的にはサンゴ水槽での使用を最もお勧めしない製品です。
製品ラインナップと価格は以下の通りです
  • 10L(袋)300円台
  • 60L(袋)1000円前後
  • 120L(袋)2000円前後
  • 210L(バケツ)3000円台前半
  • 300L(袋)3000円台後半
  • 660L(バケツ)7000円台
10Lの販売ロットがあり、小型水槽の水替え等にほんの少量を使いたい方には需要があるかもしれません。一般的なグレードの人工海水としては品質が高くない割に、価格が高いように思えます。

コーラルプロソルト

価格(安価であるか) ☆☆
魚水槽での使用 ☆☆
サンゴ水槽での使用 ☆☆☆☆☆
溶けやすさ ☆☆  
保存性(固まりにくさ) ☆☆☆
品質安定性 ☆☆☆

 MMC企画レッドシー事業部から発売されているコーラルプロソルトです。こちらはレッドシーソルトと同製法の人工海水に、サンゴ飼育のための成分を強化しているため、33.0ppt辺りCa450ppm、Mg1340ppm、KH12.2というサンゴにとって好適な配合となっています。値段はその分高くなりますが、サンゴを状態よく飼育でき、従来の人工海水に比べ成長も促進されます。水槽内の石灰藻も増え、水流ポンプ付近は石灰藻でびっしりになりました。溶けやすさはレッドシーソルト同様、少々溶けにくく白濁がなかなかとれませんが、溶け残りは少ないように感じました。
製品ラインナップと価格は以下の通りです
  • 210L(バケツ)3500円前後
  • 660L(バケツ)8000円台
この塩は、添加剤を入れなくてもサンゴを維持するのに十分なKH、カルシウム濃度を保持していますので、値段は高くなりますが添加剤を入れるのが面倒だという人にはお勧めです。

リーフクリスタル

価格(安価であるか)
魚水槽での使用
サンゴ水槽での使用 ☆☆☆☆☆
溶けやすさ ☆☆☆
保存性(固まりにくさ)
品質安定性 ☆☆☆☆

 インスタントオーシャンでおなじみのアクアリウムシステムズから発売されている人工海水、リーフクリスタルです。現在使用中ですが、珪酸や混ぜ物が多いらしく茶ゴケの発生が多いです、そのため魚水槽ではコケの発生が多くなるため使用をお勧めしません。Ca濃度、KH等はサンゴ用を謳っていることもあり、高い水準でサンゴも調子よく飼育できています。いちばんの問題は、保管中に固まりやすいという点で、750Lバケツの半分を使用したところでガチガチに固まってしまいました。一旦固まってしまうと、溶かした際に溶け残りができるため、品質が劣化していると思われます。なんだか損した気分になります。
製品ラインナップと価格は以下の通りです
  • 60L(袋)価格不明
  • 120L(袋)価格不明
  • 225L(バケツ)3500円前後
  • 700L(カートン)8000円前後
  • 750L(バケツ)10000円前後
SPS飼育ならリーフクリスタル。LPS以下ならばインスタントオーシャンでも十分だと東上は考えます。

総評
 多くのマリンアクアリストが、綺麗な海から近い場所に住んでいるわけではありませんので、人工海水に頼ることになりますが、長期飼育になればなるほどその生体や水槽への影響が気になってくるものです。一昔前は粗悪な人工海水があったそうですが、現在ではどのメーカーも性能の高い製品を製造していますので、私の基本的な見解としては、魚やソフトコーラルを飼育する場合はどのメーカーの塩を使っても何ら問題は無いと考えています。各社からサンゴ用の成分強化された商品が出ていますが、それらの人工海水を魚専用水槽に使用しても、特にメリットはありません。むしろKH等が高い分コケが出やすいような気がしますので、魚水槽では一般的なグレードの塩を使用することをお勧めします。
 サンゴ水槽ではサンゴ用に成分が強化された人工海水を使うことで、状態よく飼育ができますし、東上のように「添加剤?なにそれ難しそうだし、高いし別に使わなくていいや」という人は始めからリーフクリスタルやコーラルプロソルトを使っておけば間違いはないと思います。
 
 今回は5つの銘柄についてインプレッションしましたが、現在使用しているリーフクリスタルが無くなり次第、別の銘柄を試してみたいと思います。
次は何にしようかな…やっぱりヴィーソルトかな、いやいやシーライフもいいな、やっぱり国産がいちばんだろ。
(※東上は国産品を贔屓目に見ているところがあります)

SNS×うみのおさかな

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みんカラアカウントです。車のパーツレビューはこちらをご覧ください。

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東上の個人的なネタです
近況はこちらを見てください。

Contents



忙しくても維持できる海水魚水槽をコンセプトに、更新を再開しました。初期の頃の水槽の様子と現在の様子ががらりと変わっており、その変化と、東上の成長が分かるコンテンツとなっております。



沖縄・高知・和歌山・伊豆等をメインフィールドに、熱帯海水魚の素潜り採集をするコンテンツです。鼓膜穿孔が慢性化しており、更新できるかは未定です。



鉄道模型のいわゆる「ジオラマ」を1畳サイズのレイアウトに実現することを目標に、トンネルや草の生やし方など初心者の初心者による初心者のためのレイアウト製作の様子をお伝えします。現在更新を停止しています。



東上が飼育したことのある海水魚について、東上的飼育の方法について紹介するコンテンツです。特にカミソリウオやタツノオトシゴ、ヨウジウオのような特殊な魚を中心に展開しております。日本産の魚種に関しては、採集についても取り上げています。



2014年10月、小笠原諸島父島へ行って参りました。シュノーケリングに海水魚採集、魚突きと、海の遊びを満喫した滞在でした。ユウゼンやレモンピールエンゼル等、日本では小笠原でしか見られない魚種と出会うことができました。小笠原諸島で海水魚採集をする際の解説や注意点はこのリンクをご覧ください。



CB400SBRevoに乗ってツーリング先での出来事や、近畿・中部周辺のツーリングに最適そうな道をレポートしていきます。高知県でのキャンプツーリング×海水魚採集にも挑戦してみました。



ロードスター(NC)の記事です。バイク以外の足が増えたので、夜間の寒い星空撮影も行く機会が増えそうです。ロードスターの紹介やツーリングの記事はここからどうぞ。



星と、風景を一緒に撮るという写真です。なかなか条件が揃わず、撮影は失敗の方が多いですが、条件が揃った時の美しい風景を追い求めて、新月の夜に活動しています。

Profile

HN:
東上本出(あずまがみもといで)
性別:
男性
趣味:
海水魚飼育・採集 鉄道模型 バイク
自己紹介:
500000アクセス達成。1年で100000ペースで伸びています。いつもありがとうございます。


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海洋の仕組み・細菌や微生物から学ぶマリンアクアリウムと、関連する自作器具の制作方法の公開、ヤドカリ検定・ヤドカリ図鑑のヤドカリパーク、その他関連リンクも満載。

近畿大学水族環境学研究室

東上の母校である近畿大学農学部の研究室です。海水養殖における白点病の原因であるC.irritansについて研究をしています。白点病に関する記事の参考文献とさせていただきました。

Chatan`s Blog

韓国で海水魚採集をされているChatanさんのブログです。日本で採集される魚種の紹介の記事で、当サイトの写真を採用していただきました。外国にも海水魚採集の文化があるとは驚きです。

【金魚の飼い方】初心者向け飼育方法と金魚の種類をご紹介

金魚の飼育方法と、種類について解説をしているサイトです。淡水魚飼育は金魚に始まりますが、金魚に終わるとも言います。淡水魚飼育の基礎を学んでみては。



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